黄斑前膜

黄斑部にセロフィン状の膜が張る病気です。
さまざまな病気が原因で起こる場合もありますが、多くは特発性(原因不明)です。
膜によるフィルター効果で視力が低下し、膜の収縮により黄斑部の網膜にしわが生じ、物がゆがんで見えることもあります。視力の低下がなく、自覚症状に乏しい場合は経過観察します。
自覚症状が顕著な場合は手術の適応になることがありますので医師と相談しましょう。
治療は硝子体(眼内のゼリー)の一部を取り、小さいピンセットのような器具で黄斑部の膜をはがす手術になります。
最近では25ゲージ硝子体手術といって、傷口の極めて小さい手術も可能になりました。
膜が張ってから何年も経過すると視力の戻りが悪くなります。
手術の時期には緊急性は全くありませんが、いつでもいいというのではなく、ある程度早いほうが視力の回復は良好です。

<引用>
黄斑上膜、黄斑前膜、黄斑前網膜線維症
http://www.luke.or.jp/shinryo/22_eye_2.html




特集:黄斑円孔・黄斑前膜
http://www.dm-net.co.jp/meto/20/2001.htm







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網膜前膜
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/50695037.html