左右異なる視力の子ども増
新型コロナウイルスの感染が拡大する前と後の子どもの視力を調べたところ、左右の視力が異なる子が増え、もともと視力が低かった子ほどさらに低下する傾向があると、日本体育大教授らのグループが発表した。
スマートフォンやパソコンなどの画面を見る「スクリーンタイム」が増えた影響があるのではとみている。
左右の視力レベルが異なる子は、男子は19年の15%から20年は21%に、女子は19年の18%から20年は23%に増えた。
特に小1の男子は6%から15%に増えた。
「スマホなど小さな画面を見ると片目に負担がかかる。視力が安定していなかった子は影響を受けやすいのでは」と専門家は話す。
参考・引用一部改変
朝日新聞・夕刊 2022.3.23