インフルエンザHibワクチンについては10月3日ですでにとりあげました。
新聞で別の記事に目がとまりましたので再度とりあげさせていただきます。
乳幼児の細菌性髄膜炎を予防 摂取率の向上課題
細菌が脳や脊髄(せきずい)の髄膜に入って、けいれんなどを起こす細菌性の髄膜炎。代表的なものであるHib(インフルエンザ菌b型)による髄膜炎は、乳幼児に多く
見られ、1,2割に脳の障害などの後遺症がでる。
千葉大学医学部の石和田稔彦講師(小児科)は「多くの人にこのワクチンの重要性を
知ってほしい」と言う。
・・・Hibはインフルエンザの仲間ですか。
「インフルエンザの原因はウイルスですが、こちらは学名をヘモフィルス・インフルエンザ
と呼ぶ細菌で、全く別のものです。インフルエンザの患者から見つかったため、こう名付け
られたようです」
「鼻やのどの粘膜に常在する菌で、飛沫(ひまつ)感染します。粘膜が炎症を起こしたとき
に血液中に菌が入り、それが脳に達するために髄膜炎などを起こします。莢(きょう)膜と
呼ばれる殻をもっているタイプと無莢膜タイプがあります。その中でも病原性の強いb型の
ものの頭文字をとってHibと呼んでいます」
「インフルエンザの原因はウイルスですが、こちらは学名をヘモフィルス・インフルエンザ
と呼ぶ細菌で、全く別のものです。インフルエンザの患者から見つかったため、こう名付け
られたようです」
「鼻やのどの粘膜に常在する菌で、飛沫(ひまつ)感染します。粘膜が炎症を起こしたとき
に血液中に菌が入り、それが脳に達するために髄膜炎などを起こします。莢(きょう)膜と
呼ばれる殻をもっているタイプと無莢膜タイプがあります。その中でも病原性の強いb型の
ものの頭文字をとってHibと呼んでいます」
・・・日本にはこの菌による患者は多いのですか。
けいれん、意識障害などが見られます。初期には風邪と同じような症状が見られますから、
早期診断は難しいのです」
「生後5~6カ月から5歳未満の乳幼児に多い病気です。10~20%の人に聴力障害や
発達の遅れなど後進症があり、不幸にして亡くなることもあります。日本では年間800
~1000人の患者が出ていると推定されています。髄膜炎では抗生物質やステロイド薬
による治療をしますが、最近では抗生物質耐性の菌も増えています」
けいれん、意識障害などが見られます。初期には風邪と同じような症状が見られますから、
早期診断は難しいのです」
「生後5~6カ月から5歳未満の乳幼児に多い病気です。10~20%の人に聴力障害や
発達の遅れなど後進症があり、不幸にして亡くなることもあります。日本では年間800
~1000人の患者が出ていると推定されています。髄膜炎では抗生物質やステロイド薬
による治療をしますが、最近では抗生物質耐性の菌も増えています」
・・・近く予防のためのHibワクチンが接種できるようになりますが、どのような方法
で行いますか。
で行いますか。
「接種対象者は生後2カ月以上5歳未満で、4~8週間隔で3回の初期免疫を行い、その後
1年してから追加免疫を一回行います。接種開始年齢によって接種数が異なってきます」
1年してから追加免疫を一回行います。接種開始年齢によって接種数が異なってきます」
・・・有害な副反応はないのですか。
「治験(臨床試験)では注射した部分が赤くはれたりする局所反応はありました。発熱など
の全身症状は少なく、重篤な副反応はみれませんでした。ただ、Hibワクチン製造の際に
欧米産の牛の成分が使われたため、伝染性海綿状脳症が心配されました。これまで世界中で
多くの接種が行われていますがこうした報告はなく、伝染性海綿状脳症の危険性は非常に
低いといえます」
「治験(臨床試験)では注射した部分が赤くはれたりする局所反応はありました。発熱など
の全身症状は少なく、重篤な副反応はみれませんでした。ただ、Hibワクチン製造の際に
欧米産の牛の成分が使われたため、伝染性海綿状脳症が心配されました。これまで世界中で
多くの接種が行われていますがこうした報告はなく、伝染性海綿状脳症の危険性は非常に
低いといえます」
・・・今後の課題は。
「髄膜炎予防のためのHibワクチン接種の大切さを、母親などに広く認識してもらうこと
が一番大切です。80~90%以上の人が接種しないと病気の伝播(ぱ)抑制効果がみられ
ませんから、接種率向上も課題です」
「接種費用の軽減も避けて通れません。一回の接種に8000円ほどかかるとすると、4回で
約32000円。任意接種なので一部の自治体を除いて公的な補助は今のところ見込めません。
定期接種化に向けての関係者の努力も必要です」
「髄膜炎予防のためのHibワクチン接種の大切さを、母親などに広く認識してもらうこと
が一番大切です。80~90%以上の人が接種しないと病気の伝播(ぱ)抑制効果がみられ
ませんから、接種率向上も課題です」
「接種費用の軽減も避けて通れません。一回の接種に8000円ほどかかるとすると、4回で
約32000円。任意接種なので一部の自治体を除いて公的な補助は今のところ見込めません。
定期接種化に向けての関係者の努力も必要です」
欧米諸国では1980年後半に認可され、百カ国・地域以上が導入済み。
米国ではこのワクチンによって細菌性髄膜炎にかかる子供が百分の一にまで減った。
出典 日経新聞・夕刊 2008.10.21
版権 日経新聞社
米国ではこのワクチンによって細菌性髄膜炎にかかる子供が百分の一にまで減った。
出典 日経新聞・夕刊 2008.10.21
版権 日経新聞社
<関連サイト>
CDC Urges Pre-Teen Vaccination With New Public Service Announcements
http://www.medicalnewstoday.com/articles/119720.php
CDC Urges Pre-Teen Vaccination With New Public Service Announcements
http://www.medicalnewstoday.com/articles/119720.php
タイガースファンの方、今年1年お疲れさまでした。
岡田監督もCS3戦目が最後の試合となってしまい思わず泣いています。
あっと。
失礼、間違えました。
こちらでした。
岡田監督もCS3戦目が最後の試合となってしまい思わず泣いています。
あっと。
失礼、間違えました。
こちらでした。
<きょうの一曲> ” La Cumparsita”
Tango Fire - La Cumparsita
http://jp.youtube.com/watch?v=R7_rnucyZg8&feature=related
LA CUMPARSITA
http://jp.youtube.com/watch?v=eHNz3vEnhUM&feature=related
Juan Carlos Copes y Johana Copes - La Cumparsita
http://jp.youtube.com/watch?v=gS8B4mNoIhA&feature=related
Tango Fire - La Cumparsita
http://jp.youtube.com/watch?v=R7_rnucyZg8&feature=related
LA CUMPARSITA
http://jp.youtube.com/watch?v=eHNz3vEnhUM&feature=related
Juan Carlos Copes y Johana Copes - La Cumparsita
http://jp.youtube.com/watch?v=gS8B4mNoIhA&feature=related
読んでいただいて有難うございます。
コメントをお待ちしています。
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