http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d75834862
今日9月２１日は世界アルツハイマーデーだそうです。
１９９４年のこの日、英国エジンバラで国際アルツハイマー病協会
がWHOの後援を受けて宣言したとのこと。
日本では、この日に関する活動の中心的役割は、社団法人認知症の
人と家族の会（国際名：日本アルツハイマー病協会）が果たしています。
＜コメント＞
総裁選挙で戦っている某候補。アルツハイマー発言ですっかり有名
になりましたが、今やそんな失言なかったみたいな勢いでやってますね。
認知症については、また機会を改めてお話したいと思っています。
参考資料
エーザイ マンスリーDニュース 2007.10
社団法人認知症の人と家族の会
http://www.alzheimer.or.jp/jp/
認知症の人と家族の会代表理事高見国生さん
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000140610230001
認知症なんでもサイト
http://www2f.biglobe.ne.jp/~boke/boke2.htm
（医師開設のサイト。国内／国外の再診情報が紹介されています。）
＜こんなニュースどうですか？コーナー＞
『競艇雑誌の付録「優待券」万引し逃走』
１７日午後３時半ごろ、愛知県蒲郡市内の書店で、男が競艇専門雑誌の付録の
「優待券」をはさみで切り取り、ズボンのポケットに入れて万引した。
気付いた男性警備員が声を掛けると、男は警備員を振り切って自転車で逃走。
警備員は転倒して左ひじなどに軽傷を負った。蒲郡署は事後強盗容疑で捜査
している。
書店前の路上に「優待券」が落ちており、男が逃げる際に落としたとみられる。
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070917-257599.html
翌１８日の別の新聞記事
『逮捕逃れようと失神装う』
１７日逃走１時間後に愛知県蒲郡署は３２歳男性を事後強盗傷害の疑いで逮捕。
逮捕を免れるため意識を失ったふりをしたふりをして病院で一夜を明かしたが、
刑事に見抜かれ容疑を認めたという。
市内でパトカーに見つかり、盗んだ自転車ごと体当たりして倒れた。
警察官が声をかけても返事せず、救急車で病院に運ばれた。
脳の精密検査で異常は見つからなかったが、呼びかけても反応がないため、
医師が処置室での治療継続を決めた。
警察官３人が順番で一晩、処置室で監視に当たった。
警察官が目をそらすと、薄目を開けた様子だったという。
翌１８日に病院にやって来た刑事が「そろそろ、観念したらどうだ」
などと説得すると、目を開け、容疑を認めたという。
他の新聞では
『意識不明重体１９時間装う 空腹絶えられず「ごめんなさい」』
意識不明のふりをし続けたものの、１９時間後に飢えとのどの渇きに耐えられ
なくなり「ごめんなさい」と謝罪した。
搬送された際、命にかかわるようなけがはなく、カテーテルを入れる時に
ピクッと反応があり、仮病と判明したという。
これらの記事から学べること
●新聞記事は各社比べてみないとわからない。
刑事が見抜いたのか病院側が見抜いたのか？
随分話が違ってくる。カテーテルは多分尿道留置カテーテル。
跳び上がるほど痛い。病院側が先に見抜いて刑事に話をしたというのが
真相と思われる。
●最初の記事はニュース性があるのか疑問。
ただの万引きが逃げたというだけの話。
付録「優待券」万引で笑いをとろうとしているだけ。
ある面「レ・ミゼラブル」の1本のパンを盗んだために19年間もの
監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンを思わせる話
・・・かな？。
もしも翌日の面白い展開が予知されていたとするとすごい
と思う。
●熊に襲われたんじゃないんだから意識のないふりをしてもいずれは。
●治療費はいくらかかったんだろうか？病気ではないから保険が効
かない可能性もある。自由診療で請求か？
病気でない時に医療機関ははたして患者（？）に治療費を請求する
ことが出来るのか？
●「事後強盗傷害」という言葉の勉強になった。
ただの「切り取り」から始まっただけ。
本屋で立ち読みして携帯で記事を写真に撮った場合の罪は？
立ち読みだけでも犯罪ではないか？
●どれだけの罪罰になるのだろうか？
裁判になった場合、裁判官は笑い出してしまわないだろうか？
●今後の人生はどうなるんだろう。「レ・ミゼラブル」
事後強盗罪
http://ja.wikipedia.org/wiki/事後強盗罪
万引き
http://ja.wikipedia.org/wiki/万引き
（刑法第235条の窃盗罪の成立する犯罪行為）
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011041730
＜コメント＞
話が随分違った方向に行ってしまいました。
新聞の小さな記事って結構含蓄深い場合もあります。
思わぬ脱線、お許し下さい。
医療専門のブログは別にあります。
井蛙内科開業医/診療録http://wellfrog.exblog.jp/
葦の髄から循環器の世界をのぞくhttp://blog.m3.com/reed/200708
