軽い運動を習慣に

忙しくて時間がとれない方やトレーニングジム通いが長続きしない
方も多いのではないでしょうか。
そんな方に気軽にできる運動として


を当ブログでとりあげました。

きょうはそのお年寄りバージョンの紹介です。



高齢者の介護予防や健康づくりに役立つ、軽い運動の方法を教える
取り組みが各地に広がっています。
単純な動作で、覚えやすく家庭でも実践しやすいのが特徴です。

健康維持のためには、運動を習慣化することが大切です。

具体的にはこんな運動もあります。
地面から約20センチの高さの平均台の上を歩いたり、高さ1
メートル75の鉄棒にぶら下がって体を伸ばしたり。
関節の動きをよくし、体を支える筋力をつけることで、ふらつき
や転倒の防止につなげることが出来ます。

専用遊具と運動プログラムを開発する動きもあります。
これらを各地の自治体が高齢者の介護予防事業として取り入れて
います。
壁や柱を利用して行う「つまずかないうんどう」というのもあり
ます。

あるスポーツ医学の専門家は、「運動は習慣化が大切。半年、
1年と続けることで、体力を維持したり体力の衰えを遅らせたり
することにつながる。スポーツの経験がない人は、軽い運動から
始めて、物足りなければ負荷のある運動に徐々に変えていくと
いい」と話しています。

つまずかないうんどう
〈1〉壁や柱から靴1足分離れたところに、両足をそろえて立つ
〈2〉左足をまっすぐ後ろに、肩幅分ぐらい引く
〈3〉前の壁に肩の高さで手をつく。ひじを伸ばす
〈4〉へそが壁に近づくように、右のひざを曲げる。左足の
   ふくらはぎの張りを感じたら、止まってもう一度、ひじや
   左ひざが伸びているか確認する。
   普通に呼吸しながら、10数える
〈5〉左右の足を替えて、同じ手順で行う
〈6〉手を壁から離し、ひざをできるだけ高く上げて足踏みする

 
  読売新聞より(一部改変)


<関連サイト>
うんどう教室の手順
http://tairyoku.or.jp/index.php?id=43
平成18年 国民健康・栄養調査結果の概要について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/04/h0430-2.html
高齢者うんどう習慣化
http://tairyoku.or.jp/index.php?id=18
高齢者のからだと運動
http://tairyoku.or.jp/index.php?id=40


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読んでいただいて有難うございます。
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