慢性腎臓病(CKD)

最近、慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)という新しい病気の概念が注目
されています。

このことについては
CKDってなんだろう その1(1/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2007/12/17
CKDってなんだろう その2(2/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2007/12/18
でもとりあげました。



CKD(慢性腎臓病)は私達の生活をおびやかす新たな「国民病」
CKDとは、腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態で、放置したままにして
おくと、末期腎不全となって、人工透析や腎移植を受けなければ生きられなくなって
しまいます。
この概念の定義は、
「尿検査などで、腎臓に明らかに障害が認められる」
「腎臓の機能
が60%未満に低下している」
の2つのうち、どちらか、あるいは両方が3か月以上続く場合です。

しかし腎臓に障害が起こっても、すぐには自覚症状は現れません。
末期腎不全は全世界的に増え続けており、いわゆる“隠れ腎臓病”のうちに、早期発見、
早期治療することが大切です。

そのためには、定期的に「尿検査」を受けたり、ふだんから尿のセルフチェックを行う
と早期発見につながります。

現在、日本には約1,330万人のCKD患者(2,000万人という説もあります)がいると
いわれています。
これは、成人の約8人に1人にあたる数です。
多くの人は、治療を受けておらずほとんど自覚症状がないまま進行していきます。
また、人工透析を受けている患者さんも、すでに26万人を超えており、その数は毎年
1万人ずつ増え続けています。
このままでは、2010年には30万人を突破し、国民400人に1人が人工透析を受けるよう
になると予想されています。

さらに、CKDは血管の内壁を傷つけることが知られてきました。
そのため心臓病や脳卒中などの心血管疾患にもなりやすいことが明らかになっており、
いかにCKDを治療し、心血管疾患を予防するかが大きな問題となっています。

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<参考および引用サイト>
慢性腎臓病(CKD)は「新たな国民病」
http://j-ckdi.jp/ckd/index.html
(一部改変)

<参考図書>
NHKテレビテキスト 「きょうの健康」 2007.8

<関連サイト>
CKD(慢性腎臓病)は国民病 治療で進行を抑制
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2009/02/007891.php

慢性腎臓病(CKD)は「新たな国民病」
http://mhlab.jp/calendar/seikatsusyukanbyo_01/2008/02/002267.php

CKDってなんだろう その1(1/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2007/12/17

CKDってなんだろう その2(2/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2007/12/18

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<自遊時間>
昨日のTV番組でアリゾナダイヤモンドバックスの本拠地球場の「チェイス・フィールド
(Chase Field)」を紹介していました。
驚いたことにプールで泳ぎながら野球が観れます。

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http://blog.livedoor.jp/jeter1128/archives/cat_50018073.html
(画像は「I LIVE FOR THIS by "j"eter」よりお借りしました)


<新聞切り抜き帖>
朝日新聞・朝刊 2009.7.12
■「日本は海岸線の長い国で、アメリカの1.5倍、中国の2倍以上もある島嶼(とうしょ)
国家である。」(ノンフィクション作家 保坂正康氏)
■「生老病死すべてにかかわれる拠点はお寺以外ない。コンビニの倍もある8万軒以上のお
寺が変われば、社会のありようも変わるはずです」
(神宮寺・臨済宗 高橋卓志氏)
<コメント>むしろ現時点では病院や診療所にこそ生老病死のドラマがあると思います。
■「加藤さんは『知識人にとって思想は大事だが、もっと大事なのはしせいだよ』と言って
いた」と思い出を語った。
(故加藤周一氏の『自選集』の刊行PRで岩波書店・山口昭男社長)