急性冠症候群(ACS)

##急性冠症候群(ACS
心臓が活動するために酸素と栄養を供給する血管(冠動脈と呼びます)は、他の血管と同様に、年齢と共に動脈硬化などにより狭くなることがあります。
 
急性冠症候群(ACSと呼びます)は、狭くなった冠動脈内に血の固まり(血栓)が生じることによって、血液の流れが非常に悪くなったり、詰まってしまうことで起こるといわれています。
そうなると、心臓が必要とする血液量が得られないため、心筋が酸素不足となり、結果として胸痛などの症状が引き起こされてしまいます。
 
この血栓ができる主な原因には、血管内にあるプラークと呼ばれるコレステロールのつまった瘤(こぶ)のようなものが破れることがあげられます。
プラークは血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が、血管の壁の中に入り込むためにできると考えられています(図)。


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急性冠症候群(ACS)という病気
http://www.japan-acs.or.jp/acs_1.html