中学生約2万人を対象としたある調査では、小学生の約11~16%、中学生の約24%に頭痛の症状があった。
◇
子どもも大人と同様、「片頭痛」と「緊張型頭痛」が多い。
片頭痛は、発作的に突然、痛みが襲うのが特徴だ。
痛みが激しく、吐くこともある。
その状態が何時間か続くが、頭痛が無くなればふつうに生活できる。
成人は頭の片側が痛くなるが、子どもは両側が痛い場合もある。
頭痛が続く時間は、成人は4~72時間だが、子どもは1~72時間と短いこともある。
片頭痛は、発作的に突然、痛みが襲うのが特徴だ。
痛みが激しく、吐くこともある。
その状態が何時間か続くが、頭痛が無くなればふつうに生活できる。
成人は頭の片側が痛くなるが、子どもは両側が痛い場合もある。
頭痛が続く時間は、成人は4~72時間だが、子どもは1~72時間と短いこともある。
起立性調節障害が原因のこともある。
起立性調節障害は成長期に多く、自律神経のバランスが崩れて血圧などがうまく調整できない状態だ。
めまいを伴うこともある。
子どもの場合、副鼻腔炎が原因となることも。
8歳ぐらいに多い。
鼻の治療でよくなる。
起立性調節障害は成長期に多く、自律神経のバランスが崩れて血圧などがうまく調整できない状態だ。
めまいを伴うこともある。
子どもの場合、副鼻腔炎が原因となることも。
8歳ぐらいに多い。
鼻の治療でよくなる。
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頻度が低いが、子どもでも脳出血や脳腫瘍などが原因の頭痛もある。
けいれんや意識消失、物が二重に見えるなどの神経症状が伴う時には脳出血や脳腫瘍の恐れがあるので、すぐに病院を受診しよう。
血圧が高い場合、腎臓などの病気の可能性もある。
けいれんや意識消失、物が二重に見えるなどの神経症状が伴う時には脳出血や脳腫瘍の恐れがあるので、すぐに病院を受診しよう。
血圧が高い場合、腎臓などの病気の可能性もある。
脳腫瘍や感染症など別の疾患を伴わない頭痛の場合、成人と違っていきなり薬物治療に入らず、まずは生活習慣の見直しをする。
薬を使う場合も生活習慣の改善が必要だ。
睡眠時間を1時間増やしただけで、頭痛が緩和される子どももいるという。
薬を使う場合も生活習慣の改善が必要だ。
睡眠時間を1時間増やしただけで、頭痛が緩和される子どももいるという。
頭痛の有無や強弱、起床時間、就寝時間などを毎日、日記のように記録するのも有効だ。
塾のある日に頭痛が激しくなるなど、頭痛の原因に気付くきっかけになる。
塾のある日に頭痛が激しくなるなど、頭痛の原因に気付くきっかけになる。
子どもが頭痛を訴えたら、『気持ちのもちよう』などと片づけず、一度小児科を受診すると安心だ。
(大岩ゆり)
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