モナリザの眉毛

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使用済みの切符で作った「モナリザ」を見る買い物客ら=3日、高島屋大阪店〔共同〕
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20071003NN000Y48303102007.html



レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「モナ・リザ」については医学的にはまぶたに
黄色腫があることからコレステロールが高かったと推測されているのは割合に
有名な話です。
私は個人的にはモナリザという言葉を聞く度に、青春時代に繰り返し聴いた
ナット・キング・コールの「モナ・リザ」を連想してしまいます。
(年がばれてしまいます。)

さてちょっと面白い話です。

=「モナリザ」に眉毛はあったのか? 高解像カメラで調査 =
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「モナリザ」に、眉毛やまつげはあったどうかは、
長年の謎だった。この謎を解くべく、フランスの技術者が高解像度なカメラで絵画
を調査。その結果、「ダ・ヴィンチが描いた当時には、眉毛とまつげがあった」
との内容を発表した。

パスカル・コットさんは、自分が設計した高解像度カメラで「モナリザ」を撮影。
出来上がった写真を、紫外線や赤外線を含む13の光の波長で分析した。

その結果、15万dpiと非常に微細な部分まで表示している写真は、
モナリザ」の顔部分を24倍まで拡大でき、コットさんは左目の上部分に、
眉毛とみられる1本の毛を描いた筆跡があることが判明した。
「dpi」は「ドット・パー・インチ」の略で、ドット密度の単位。
1インチ幅のドット数を示しており、コンピュータやプリンタ、
スキャナの性能表示などに使われている。

コットさんは、「1本でも眉毛があれば、ダ・ヴィンチが描いた時期には眉毛
やまつげがあったという証拠になると思う」と話している。

現在の「モナリザ」には、眉毛もまつげも見られない点について、
「『モナリザ』に近づいて目の付近を注意深く見ると、亀裂が入っているのが
分かる。これは、おそらく、修復家や画家が、目の部分を清掃する際に拭き取
ったためと説明できる。
目をきれいにしようとして、眉毛やまつげもきれいにしてしまったんだろう」
と語っている。
コットさんが撮影した高解像度の写真により、眉毛やまつげの存在だけではなく、
左手部分が当初、別の位置にあったことも判明した。

コットさんは今後、撮影した写真を利用して、「モナリザ」が描かれた当初の
姿を再現したいと考えている。描かれてから500年が経過し、全体的に
くすんだ色味になっているが、当初は鮮やかな色彩だったと推測。
皮膚の色は明るくピンクがかっており、背景の空は、まばゆい青色で、
現在の姿とはまったく違うものになるという。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200710180027.html

モナ・リザ高脂血症だった
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/610035.html

生活習慣病オンライン | 実は、私も生活習慣病
http://sageru.jp/lsd/episode/001.html

美女なのに高脂血症モナ・リザ
http://d.hatena.ne.jp/LicO/20071001/1191225187

モナ・リザ
http://ja.wikipedia.org/wiki/画像:Monalisa_Leonard.png
(興味深い画像があります。)

EPSON美の巨人たち
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/f_060415.htm
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/f_060422.htm

医療専門のブログは別にあります。
井蛙内科開業医/診療録   http://wellfrog.exblog.jp/
葦の髄から循環器の世界をのぞく  http://blog.m3.com/reed/200708