乾燥「かゆみストレス」 やってはダメな4つのし過ぎ
ストレス解消のルール
―― 刺激が少ない保湿剤なら、サラッとした乳液タイプでも、少々濃厚な軟こうでも、どちらでも大丈夫だ。
とにかく、自分が続けられること、こまめに塗れることが大切なのだ。
それでも乾燥するようなら、塗り方と量に問題があるのかもしれない。
「塗り方」と「量」を気にする人は意外に少ない。
一般的な塗り方は、ベタつかない程度に薄く手全体をくるむように塗る程度のことが多い。
―― そのような塗り方では量そのものが少な過ぎるのかもしれない。
乾燥して角層が乱れた皮膚に薄くしか塗らないと、患部を十分にカバーできないことがある。
保湿剤も薬でも塗る量は、成人の手のひら2つ分の面積に対し「フィンガー・ティップ・ユニット」。
つまり、人さし指の第一関節にのるくらいの量を目安にたっぷりとシワに沿って塗ることが大切だ。
グラム数でいえば約0.3~0.5g相当。
その量とは具体的には、塗った後にティッシュをくっつけて手をひっくり返してもはがれ落ちない程度だ。
量が足りないと、塗る意味がない。
普段、当たり前のように行っていることに、乾燥とかゆみの負のスパイラルの入り口が潜んでいる。
「かき過ぎ」「洗い過ぎ」「こすり過ぎ」「(保湿の)しなさ過ぎ」の4つの「し過ぎ」は、この時期のNG行為だ。
精神面にも関わる「かゆみストレス」から解放されるためにも、間違ったスキンケアの生活習慣を改めたい。
参考・引用一部改変
日経Gooday 2019.12.18