サイトで学ぶ快眠術

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不眠の悩みは経験した人でないとわからないといわれます。
複雑でストレスの多い現代社会。
体が疲れているからといって眠れるともかぎりません。

基礎知識や寝不足解消法・・・ グッズ紹介も充実

「寝不足気味が続いている」。
「毎日、なかなか寝付けない」。
そんな悩みを抱えている人もいるのでは。
体力を保つためにも、何とか「快眠」を手に入れたい。
睡眠に関する知識、寝不足解消の実践法、グッズなど「眠り」に関するサイトを
集めてみた。


まずは睡眠に関する正しい知識を得よう。
日本睡眠学会(東京・千代田)のサイトでは、学術的な視点から睡眠の基礎知識を
紹介している。
例えば「睡眠の起源」「睡眠の定義」「夢の理論」など、興味深いテーマが並ぶ。

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生活レベルの視点から睡眠を追求しているのが快眠コンソーシアム(東京・港)だ。
松下電エ、グンゼなど民間企業7社が共同で2003年に設立。
「良質な眠り = 快眠」を得るための寝具や寝室、睡眠環境を調査・研究している。

サイト内のコラム「眠りについて知ろう」は35本。
「睡眠とお酒」
「何時間眠るのが良い?」
「寝相は悪いより良すぎるほうがよくない?」など生活に役立つヒントが満載だ。
「睡眠実態調査」もおもしろい。
30代、40代の働き盛りの世代では、九州や北海道、東北など地方で睡眠不足が
深刻という意外なデータを紹介している。

改善方法があれば実践したいという人は、睡眠障害に取り組む専門医らで構成する
任意団体、快眠推進委員会が運営する「快眠推進倶楽部」にアクセスしてみよう。

サイト内の「リラクゼーションのすすめ」では、寝る前に布団の上でできる
ストレッチ方法を説明している。
「腕と足を上に上げ、手首と足首の力を抜きながら筋肉を緩めるように振る」など、
全6ステップは寝たままの状態で簡単にできるものばかり。
さっそく試してみたい。
ぐっすり眠るためには入浴も効果的だ。
東京ガス子会社で広告代理店のアーバン・コミュニケーションズ(東京・新宿)
が運営する「湯の国Web」では、「眠りのための入浴術」を紹介。
「耳たぶの後ろあたりに温水シャワーを2~3分あてる」といった眠りのツボを刺激
する方法や、快眠を得るには、「入浴は寝る1時間前に」といったノウハウを特集
している。


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「自分の睡眠はどんな状態か?」。
そんな疑問を持つ人は、松下電エのサイト「快眠システム」にある無料の「眠り相談
ソフト」を利用してみよう。
寝付き、日中のスッキリ度などに関する31の質問に答えると、眠リの健康度を百点
満点で判定してくれる。
所要時間は5~10分。
さて、あなたは何点取れるか?

松下電器産業は「からだの学校」というサイトを展開。
「回復ルーム」では「先生、教えて!」と題し、快眠環境のつくり方を解説している。
例えば「寝室にブルーやグリーンを使うと気持ちが落ち着く」などのアドバ
イスが参考になる。

最近では睡眠グッズに関するサイトも人気だ。

「枕選び」では寝具メーカーのロフテー(東京・中央)のサイトが詳しい。
枕を選ぶポイントは「高さ、素材、そして頸椎(けいつい)という首の後ろのカーブを
しっかりと支えてくれる構造になっているか」(同社の山尾碧氏)の3つで、
「寝ている間も立っている時(あごを5度下にひいた状態)と同じ姿勢を保てることが
大切」という。

また同サイトには光の明滅のリズムで眠りに誘う枕などユニークな枕が並ぶ。商品の
紹介文を読むだけでも参考になるだろう。

出典 日経新聞・夕刊 2007.11.19
版権 日経新聞

<主な関連サイト>
日本睡眠学会(睡眠に関する基礎知識)
http://jssr.jp/data/kiso.html
快眠コンソーシアム
http://www.kaimin.gr.jp/
快眠推進倶楽部
http://www.kaimin.info/


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