インフルエンザワクチン 今からでも

インフルエンザが流行し出しました。
当院でもぼつぼつインフルエンザの患者さんが来院されます。
インフルエンザワクチンの記事がタイミングよく出ていましたので
転用させていただきました。

要するにワクチン接種はまだ遅くないという内容です。
効果が期待できるのは接種2週間後といわれています。

昨日、クリスマスツリーのイルミネーションを買いに行きました。
希望のものはすでに売り切れでした。
お店の人いわく「もうシーズンは終わっていますから」。
クリスマスはまだというのに、そのお店には鏡餅をもう売って
いました。

実は年賀状もまだ書いていなくてあせっています。
そんあこんなで年末は何かと忙しいのです。

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出典 朝日新聞・朝刊 2008.12.17
版権 朝日新聞社


<インフルエンザ関連サイト>
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余録:インフルエンザ流行開始
江戸っ子はゴシップ好きだ。
文政年間、津軽の殿様が輿(こし)に乗って登城したのを公儀にとがめられると、
長唄や手まり歌にしてからかった。
果ては当時はやった風邪まで「津軽風」と呼ぶ。
「しそんずると輿に乗る」--葬儀の輿とからめたブラックユーモアだ
▲多くの死者の輿を出した江戸時代の流感だが、当時の人々はその流行を時々の
はやり物の名をつけて呼んだ。
城木屋お駒の浄瑠璃があたった安永年間の「お駒風」、八百屋お七の小唄が
はやった享和の「お七風」、ねんころ節が流行した文化年間の「ネンコロ風」と
いった具合だ
▲その他にも「稲葉風」「アンポン風」「ダンホ風」など命名はバラエティー
富んでいる(富士川游著「日本疾病史」東洋文庫)。
どんな時もやじ馬精神を失わぬ江戸っ子の心意気をうかがわせるが、この風邪は
今でいうインフルエンザだ
国立感染症研究所はきのう全国的なインフルエンザの流行が始まったことを
発表した。
報告が多いのは山梨県山口県福井県兵庫県、北海道の順で、ウイルスは
5割近くがA香港型という。
この10年間では昨年に次いで早い流行開始だ
▲結果的に患者数が少なかった昨年の例が示すように、必ずしも流行の早さと
大きさは連動するわけではないらしい。
感染研では来月の下旬以降に予想される流行のピークにむけてワクチンの接種や、
うがい・手洗いの励行を呼びかけている
▲何かと気のめいる世相の中で迎えるインフルエンザの季節だ。負けん気の強い
江戸っ子ならばこういう時こそとびきりの風邪の名をひねり出すところだが、
現代人としての知恵や気働きは大流行の抑え込みの方に注ぎたい。
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20081218k0000m070148000c.html
出典 毎日新聞  2008.12.18
版権 毎日新聞社

家庭用マスク:のど守る機能高めた新商品、相次ぎ登場
風邪やインフルエンザの流行シーズンを前に、日用品メーカーなどが、乾燥から
のどを守る機能を高めたマスクの新商品を相次ぎ発売している。
「仕事中や就寝時にも着用し続けたいというニーズも高まっている」(業界関係者)
といい、呼吸しやすく、着け心地をよくする工夫でも競い合っている。

ユニ・チャームは10月、「超立体マスク かぜ用」を約3年ぶりに改良。マスク
内部にウイルスの侵入を防ぐ3層の布を入れたほか、中央の層には新開発の微小な
繊維を使うことで、息苦しさを緩和した。

小林製薬はマスク内側のシートにメントール配合の水分を含ませた「のどぬーる 
ぬれマスク 鼻にスーっと」を9月に発売。
「のどや鼻の乾燥を防ぎ、さわやかな使用感」とアピールする。

住友スリーエムも、保湿効果が高い就寝時用の「ネクスケアマスク 夜に快適仕様」
を9月に新発売したほか、白元も9月、鼻とマスクの間のすき間をなくし、メガネ
装用時でもレンズが曇りにくい「サニーク 快適ガードプロ」シリーズに加湿効果や
爽快(そうかい)感を高めた新商品を加えた。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2008/11/12/20081113k0000m020102000c.html
出典 毎日新聞  2008.11.12
版権 毎日新聞社

インフルエンザ予防接種は有効
◆インフルエンザ予防接種は有効?
◇入院・死亡を減らす効果 流行ウイルスを予測
インフルエンザは毎年、国民の約10%が発症し医療機関にかかります。
11月下旬から12月上旬に最初の患者が出始め、翌年1~3月ごろに増えます。
4~5月にかけて減少していくのが例年のパターンです。

Q ワクチンの予防接種で、どの程度予防できるの?
A はしかワクチンのように発病をほぼ確実に抑える効果は期待できません。
高熱などの症状を軽くし、合併症による入院や死亡を減らすことはできます。
65歳以上の高齢者や、呼吸器、心臓の病気などの人は重症化しやすいので、
ワクチン接種が勧められます。

Q なぜ、毎年予防接種をするのかな。
A インフルエンザウイルスは他のウイルスと比べて、遺伝子が変異しやすい
特徴があります。
人から人に感染を繰り返すうちに毎年のように少しずつ変化し、ヒトの免疫機能
から逃れるように流行するのです。

Q ワクチンは変化に対応できるの?
A 流行するインフルエンザのタイプは、三つあります。
A香港型、Aソ連型、B型です。世界保健機関(WHO)は全世界の流行情報から、
この三つのタイプのそれぞれについて、次のシーズンに流行するウイルスを予測し、
世界各国に推奨しています。
日本ではWHOからの情報と国内の流行状況に基づき、厚生労働省が最終的に、
どのウイルスのワクチンを製造するか決めています。三つのウイルスを混合した
ワクチンですよ。

Q 接種状況は?
A 01年度から予防接種法で勧奨対象になった65歳以上をみると、05年度
では約48%が接種を受けています。
全国民の統計はありませんが、これより低くなるでしょう。

Q 副作用はどうなの。
A 注射した部分が赤く腫れるなどの局所反応が10%程度、発熱などの全身反応
は1%以下。死亡や生涯にわたるハンディキャップが発生した例は100万人に
1人未満とされています。
国立感染症研究所は「副作用は他のワクチンと比べて、やや少ないです。
安全性が低いということはありません」と説明しています。
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20081103ddm003070157000c.html
出典 毎日新聞  2008.11.3
版権 毎日新聞社

インフルエンザ、例年より1カ月早く流行入り 厚労省
厚生労働省は17日、インフルエンザの全国的な流行期に入ったと発表した。
例年より1カ月ほど早く、この10年間では昨冬に次いで2番目に早い流行入り。

厚労省結核感染症課によると、12月1~7日の1週間に全国約4700の医療機関
を受診した患者は7707人。
1施設あたりでは、前週の0.83人から1.62人に増え、全国的な流行開始の
目安にしている1.0人を超えた。

都道府県別では、山梨(4.2人)、山口(4.1人)、福井(3.9人)、兵庫
(3.8人)、北海道(3.2人)などが多い。厚労省は「できるだけ人込みを避け、
帰宅時のうがい、手洗いを心がけてほしい」と呼びかけている。
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY200812170168.html
出典 asahi.com 2008.12.17
版権 朝日新聞社