「オーガニック(有機栽培)」食品

#オーガニック 食べ過ぎ注意
健康に良い印象がある「オーガニック(有機栽培)」食品を食べる習慣の人は肥満に むしろご注意を――こんな論文を、米ミシガン大の研究チームが米専門誌6月号に 発表する。
オーガニックは、必ずしも低カロリーを意味しないのにそう思いこんだり、 減量のための運動をやめても構わないと考えたりしがちだからという。

研究チームは学生114人に、通常のクッキーと有機栽培の小麦粉や砂糖で製造された 「オーガニック版」の両方の栄養成分表示を見せ、カロリーの大きさを7段階で評価させた。
すると、両製品のカロリー表示は同じなのにオーガニック版の評価は平均3.94点で、 通常製品の5.17点より低かった。

また、減量のため日課として夕食後に5キロほど走る20歳の女子学生を想定、 デザートの内容を示して「今晩は走らなくてもいい」かを学生214人に評価させた。
オーガニックデザートは、デザートを食べない場合の評価とほぼ同じで、通常デザートより 「走らなくてもいい」と考える傾向が強かった。

研究チームのジョナソン・シュルト研究員は「オーガニックという言葉で、 食事や運動に関する判断が惑わされている可能性がある」と警告している。

出典 朝日新聞・夕刊 2010.6.24
版権 朝日新聞社


<関連サイト>
オーガニック食品ってどんなもの?
http://eco.goo.ne.jp/food/organic/syokuzai/gs_01.html
■2001年4月以降、"オーガニック""有機"と表示するには、農林水産省に登録した認定機関で認定を受けることが法律で定められている。
有機認定を受けた食品には有機JAS(ジャス)マークがつけられているので、他のものと容易に区別できる。
■農産物は"土で栽培されるもの"と規定されているので、野菜でも水耕栽培のものやほだ木栽培のきのこなどは認定を取得することはできない。
また、いまのところ畜産は認定対象になっていないので、食肉や乳製品、また水産物、アルコールも認定の対象外だ。



<番外編>
天皇、皇后両陛下:日本学士院授賞式に出席
天皇、皇后両陛下は21日、東京・上野の日本学士院会館で開かれた日本学士院第100回授賞式に出席した。
今年度の日本学士院賞受賞者は、梅原郁(かおる)京都大名誉教授(76)ら11人。
このうち日本中世文学の表章(おもて・あきら)法政大名誉教授(83)と幹細胞生物学の山中伸弥京都大iPS細胞研究所所長(47)は恩賜賞を併せて受賞した。
このほか、自然保護や種の保存などの業績を対象に隔年で贈られるエジンバラ公賞は、サンゴ礁生態学の西平守孝東北大名誉教授(70)に贈られた。

授賞式にあたり天皇陛下は「日本学士院が、今後とも碩学(せきがく)の府としてあり続け、世界の学界と相携え、我が国と世界の人々のために寄与するよう願います」とお祝いの言葉を述べた。


イメージ 1

天皇、皇后両陛下が出席され開かれた日本学士院賞の授賞式。手前左は受賞する山中伸弥・京都大iPS細胞研究所所長=21日午前、東京・上野の日本学士院会館
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/100621/imp1006211236002-n1.htm
MSN産経ニュース 2010.6.21



イメージ 2

出典 朝日新聞・朝刊 2010.6.24
版権 朝日新聞社

<私的コメント>
現政権に甘いといわれる朝日ですが、さすがに辛口です。



<自遊時間>
昨夜のW杯ドイツ対イングランド戦は観られましたか?
私といえば前半だけ観て寝てしまいました。
問題のイングランドのゴールシーン。
審判の判定はノーゴールでしたね。
今朝、結果を見るまでは再試合かと思いましたが4-1でドイツの勝利でしたね。
しかし、2対2だったなら試合の組み立ても当然変わっていたかも知れません。

サッカーはたしかにとても面白くて興奮します。
しかし、あまりにも審判の判定次第で試合が変わってしまいます。
これは野球でも同じですが。

予選のイタリア対スロバキア
イタリア選手をゴール内で顔を殴ったスロバキアのGKがレッドカードで退場していればイタリアの勝ちでした。
GKがいなければゴールし放題だったはずです。


【サッカー】ドイツ対イングランド戦後のコメント
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0628&f=national_0628_006.shtml
イングランドはホスト国となった1966年W杯の決勝でドイツを4-2で破り優勝したが、そのときのイングランドの3点目について、ドイツは今でもゴールラインを割っていなかったと主張する。
それから44年後、今度はイングランドランパードに与えられたはずのゴールについて不満を言う番になった。
■ドイツ代表のヨハヒム・ルーフ監督は、「イングランドの1点目までは明らかに我々が試合をコントロールしていた。その後しばらくは危険な時間が続いた。テレビのリプレイで見たが、ボールはゴールを割っていた。あれは得点を認められるべきだった」と話した。
■一方、イングランド代表のファビオ・カペッロ監督は、「あれはこの試合でもとても重要な場面だった。あのゴールは非常に重要だった。あれが決まっていれば違ったスタイルでプレーできていたかもしれない。2-1の時点ではいいプレーをしていたと思う。だが、3点目を決まってからはがっかりな出来だった」と話した。
「彼らはいい試合をした。我々は彼らに速攻を仕掛けられミスをした。そして主審は大きな間違いをおかした。こうした小さなことがいつも結果に影響する」


読んでいただいて有難うございます。
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