死生学

きょうはちょっと深刻な話です。
それは「死」です。
出来ればあまり触れたくないテーマですが、最近の新聞に「悔いない『死』考えよう」という記事が目にとまりました。

「死」について考えるのも人間だけです(と思われます)。
霊長類がどうかということについてどこまで研究されているかはわかりません。

  死んだ子どものミイラを運びつづけるギニア・ボッソウにすむチンパンジーの母親たち
  http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/press/20100427/index-j.html

「わかりません」というのは、親族が「死んだ」という認識はあっても自分がこれから「確実に」いづれかは死ぬという認識があるかどうかがわからないからです。

医学部では患者さんを「生かす」「助ける」「治す」「延命させる」ということばかりを勉強します。
私が医学生だったのは随分昔のことです。
ひょっとして今の医学生は「安楽死」「延命措置」などの「死生学」を勉強しているかも知れません。

いずれにしろ正解というものがないため、教育も難しく医師国家試験にもそういった問題は出ないでしょう。

亡くなった人が身近にいない医学生は医師になって初めて人間の死に直面することになります。

研修医2年目のわが子は「毎日のように、亡くなる患者さんを診ていると感覚が麻痺しそうになる自分が怖い」と言っています。




<関連サイト>
悔い無き最期、迎えるために 求められる「死の予習」
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100202/bdy1002020836001-n1.htm
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/356084/

悔いのない人生を送るためにできること@死ぬときに後悔すること25
http://d.hatena.ne.jp/happysmiletalk/20090810/p1


本当にあった嘘のような死に方30
http://www.popxpop.com/archives/2007/03/30_1.html

死に方が悲惨な有名人
http://nikuch.blog42.fc2.com/blog-entry-364.html
(2チャンネル系のためあまりお勧めできません)

お馬鹿な死にざま集
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/8361/sinikata.html
(タイトルが相応しくないためあまりお勧めできません)

最も苦しい死に方とはなんでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?queId=153458
(このサイトも真面目なサイトではありません)


悔い無き最期、迎えるために 求められる「死の予習」
http://blog.goo.ne.jp/canon0038/e/1913d4b615fbd3e8e43c588019a0c8f2
乳がんの方の闘病記です)

悔い無き最期、迎えるために 求められる「死の予習」
http://pub.ne.jp/takeruyamato/?entry_id=2712827

エッセイ/『私は!悔いなく死にたい!!』
“貴方も自身への問い掛けをなさいませんか?”
http://plaza.umin.ac.jp/custwork/funago/ikitai.htm
(ALSの方の闘病記です)

58歳からの人には言えないからだの悩み
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2951002
(タイトルが少し変です。「58歳からの、人には言えないからだの悩み」なのか「58歳からの人には、言えないからだの悩み」。このタイトルだけでも購読意欲がなくなります。)