COPD広報大使に和田アキ子さん

日本ベーリンガーインゲルハイムとファイザーが展開する慢性閉塞性肺疾患(COPD)の啓発活動の広報大使に、歌手でタレントの和田アキ子さんが就任し、記念イベントが5月11日、都内で開かれた。
COPDの一種である肺気腫と診断された経験のある和田さんは、「自分の体験を話すことで、一人でも多くの人にCOPDを知ってもらい、早期発見につながってほしい」と語った。

COPDは、喫煙などが原因で発症し、呼吸機能が低下していく病気。
慢性のせきやたん、息切れなどが主な症状で、COPDによる死亡率は増加傾向にある。
国内の推計では、患者数は約500万人に上るのに対し、治療を受けているのは約17万人にとどまる。

イベントでは、和田さんと結核予防会複十字病院の工藤翔二院長が対談した。
ヘビースモーカーだった和田さんは、2008年に軽度の肺気腫と診断されたのを機に禁煙したことで、息切れが治まるようになったといい、早期発見・治療の大切さを強調。
工藤院長は、COPD発見のチェックポイントとして、
▽40歳以上でたばこを吸っている、または吸っていた
▽せき、たんがしつこく続くことがある
▽階段を上ると息切れする
―の3つを挙げた。
 
和田さんは、「COPDは怖い病気なのに、外見からは分からないのが厄介なところ」とし、「こうした症状があったら、年齢のせいにせず、早めにかかりつけ医を受診して」と呼び掛けた。

(医療介護CBニュース 5月11日(水)18時19分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000003-cbn-soci


<他の関連記事より>
■和田は「(島田)紳助もタバコを止めて、番組を1日2本収録しても声がかれなくなった。(明石家)さんまには誰も注意しない。だから私が言う」と芸能界での啓発に張り切っていた。
(デイリースポーツ 5月11日(水)19時24分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000041-dal-ent
■ 発表会には、サプライズゲストとして、お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さんと小沢一敬さんも登場。2人とも喫煙者であることに和田さんは「私がやめたのに、お前らが吸ってるのはおかしいだろ!」と一喝。「後で話し合おう」と言われた井戸田さんは、「自分自身に腹立ててます」と話し、会場を笑わせていた。
まんたんウェブ 5月11日(水)16時4分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000023-mantan-ent
和田アキ子 COPDに!?  2006年8月20日
http://copd.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/copd_14ca.html




<自遊時間>
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文芸春秋 2010.6 広告より。
本の内容はともかくとしてフクロウ(みみずく?)と猫のイラストが可愛かったのでつい紹介しました。
画は「口と足で描く芸術家協会」所属の古小路浩典さんとのこと。


他に
井蛙内科開業医/診療録(4)
http://wellfrog4.exblog.jp/
(H21.10.16~)
井蛙内科開業医/診療録(3)
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井蛙内科開業医/診療録(2)
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があります。