大阪大の研究グループは、独自に開発したワクチンをラットに使ったところ、血圧が6カ月間下がったと発表した。
人間でも効果があれば、飲み薬の量を減らせる可能性があるという。
血液中にある「アンジオテンシンⅡ」という物質は、血圧を上昇させる働きがある。
研究グループは、この物質の働きを抑えるワクチンを作り、高血圧を発症したラットに注射したところ、このワクチンを注射しなかったラットの血圧と比べ、6カ月間にわたって最大で約2割下がっていた。
心臓を保護する効果も確認できたという。
すでに海外では血圧を下げるワクチンを人間に使った研究があるが、効果は数週間にとどまっていたという。
人間でも効果があれば、飲み薬の量を減らせる可能性があるという。
血液中にある「アンジオテンシンⅡ」という物質は、血圧を上昇させる働きがある。
研究グループは、この物質の働きを抑えるワクチンを作り、高血圧を発症したラットに注射したところ、このワクチンを注射しなかったラットの血圧と比べ、6カ月間にわたって最大で約2割下がっていた。
心臓を保護する効果も確認できたという。
すでに海外では血圧を下げるワクチンを人間に使った研究があるが、効果は数週間にとどまっていたという。