おしりからの出血。
びっくりすると同時に場所が場所だけになかなか医療機関への受診を
ためらいもの。
自分で勝手に痔と思い込んでいて実は直腸がんということもあります。
中には痔とがんのダブルということもありえます。
きょうと明日は「痔」についての新聞記事の紹介です。
びっくりすると同時に場所が場所だけになかなか医療機関への受診を
ためらいもの。
自分で勝手に痔と思い込んでいて実は直腸がんということもあります。
中には痔とがんのダブルということもありえます。
きょうと明日は「痔」についての新聞記事の紹介です。
おしりからの出血、痔?大腸がん?・・・・・?
50歳過ぎたら大腸がん検査を基調講演
荒川外科肛門科医院院長 松田 好雄氏
肛門からの出血には目で見ても分からないものから、大量に流れ出るものまで、いろいろな種類があります。
排便時に便に血が混じっていないかを確かめる習慣をつけるといいと思います。
肛門からの出血で一番多いのは痔核によるものですが、大腸がんや炎症性の
腸疾患である潰瘍(かいよう)性大腸炎などが原因の可能性もあります。
目で見ても分からない出血を潜血といい、自治体や会社の検診などで行う
便潜血反応で検査します。
統計では、この検査で100人中7人が陽性と判断され、そのうち痔や大腸ポリープ
による出血が5人、大腸がんによる出血が0.4人の割合になるそうです。
便潜血反応で検査します。
統計では、この検査で100人中7人が陽性と判断され、そのうち痔や大腸ポリープ
による出血が5人、大腸がんによる出血が0.4人の割合になるそうです。
大腸がんには粘膜にとどまっているmがんと、粘膜の下層にまで浸潤している
smがんがあります。
mがんは転移しないため、切除によって治療は完了します。
Smがんは約15%がリンパ節転移するということですので、切除したものをよく
応や内視鏡による大腸検査を受けるのがいいと思います。
smがんがあります。
mがんは転移しないため、切除によって治療は完了します。
Smがんは約15%がリンパ節転移するということですので、切除したものをよく
応や内視鏡による大腸検査を受けるのがいいと思います。
出血や粘血便を伴うのが潰瘍性大腸炎です。
20代から30代手前ぐらいまでの発症例が多く、患者数も顕著に増えています。
1975年に厚生省(当時)の特定疾患に指定されましたが、内科的な治療によって
良好な状態を維持できる病気でもあります。
20代から30代手前ぐらいまでの発症例が多く、患者数も顕著に増えています。
1975年に厚生省(当時)の特定疾患に指定されましたが、内科的な治療によって
良好な状態を維持できる病気でもあります。
このほか、大腸憩室症や痔なども出血を伴います。いずれにせよ、肛門から出血を
認めたときは、「痔だろう」と自己判断をせずに、早めに肛門科専門医を受診する
ことをお勧めします。
認めたときは、「痔だろう」と自己判断をせずに、早めに肛門科専門医を受診する
ことをお勧めします。
マケイン氏、私はもともと負けん気がして・・・・。
きのう診察中、別のことを若い患者さんにしゃべったら「先生、親爺ギャグですか」
って軽くいなされました。
しばらく立ち直れません。
って軽くいなされました。
しばらく立ち直れません。