「認知症おそれ」6割免許断念
75歳以上の運転者に義務付けられている認知機能検査で「認知能のおそれがある」と判定された人のうち、昨年は62.6%が運転免許の継続を断念したことが警察庁のまとめでわかった。
免許更新などの際に受ける認知機能検査で、3段階の分類のうち、「認知能のおそれ」の第1分類に判定されると、医師の診断を受ける必要がある。
第1分類と判定され、昨年1年間に免許の扱いが決まったのは3万3998人。
そのうち自主返納した人は44.7%、更新せずに免許失効した人は15%、医師に認知症と診断されて免許取り消し・停止となった人は2.9%だった。
残る1万2729人は医師に認知能でないと診断され、免許を継続した。
参考・引用一部改変
朝日新聞・夕刊 2022.3.23
コメント;
認知機能検査
記憶力・判断力が・・・
第3分類 心配がない
第2分類 少し低い
第1分類 低い
第2分類、第1分類ともに「医師の診断」となっています。
医師にとっては、辛い判断を迫られることもあるということですが、「医師」という規定だけでは問題がありそうです。
医師といっても専門が多彩です。
フリーアクセスではなく、警察庁が指定する「認知症専門医」を公表し、責任を持った客観的な最終診断をするべきではないでしょうか。
「かかりつけ医」が診断するようなら当然「忖度」が入り込む余地があります。