食酢でメタボ予防

食酢に含まれる酢酸が内蔵脂肪を低下させるというニュースです。


#酢の継続摂取で、内臓脂肪が減少 ミツカンが研究発表
ミツカングループ本社(愛知県半田市)は14日、食酢を継続的に摂取すると内臓脂肪が減少することを臨床試験で初めて確認したとの研究結果を発表した。
血中中性脂肪や体重を引き下げる効果も確認したとしており、酢がメタボリック症候群の予防に役立つ可能性があるとしている。

臨床試験は同社中央研究所が実施し肥満気味の成人男女155人が参加した。
食酢入りドリンクを毎日飲む人と飲まない人に分け、12週間後にコンピューター断層撮影(CT)で腹部の内臓脂肪面積を計測し、差が出るかどうかを検証した。

その結果、1日当たり食酢15ミリリットルを飲んだ人の場合、内臓脂肪の面積が平均5・43平方センチ、30ミリリットルの場合は同6・72平方センチ減少したが、飲まなかった人は同2・73平方センチ増加した。

同研究所によると、食酢に含まれる酢酸に脂肪を減らす効果があるとみられる。酢酸は脂肪組織に含まれる中性脂肪の合成を抑える効果と燃焼を促進する効果があることが、動物実験で実証されているという。

出典 共同通信 2009.5.14
版権 共同通信社
<コメント>
皮下脂肪を含めた総脂肪も11.2平方センチ減ったとのことです。



<関連サイト>
ミツカン中央研究所、お酢の継続的摂取で内臓脂肪が低下することを実証
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=220068&lindID=4
日本経済新聞 (プレスリリース) - ‎2009.5.14


<インフルエンザ関連>
#東京と川崎の2女子高生が感染 首都圏に拡大、計267人に
東京都は20日、八王子市在住の女子高生(16)が、新型インフルエンザに感染していることが判明したと発表した。
また同日、同じ高校に通う川崎市在住の女子高生(16)の感染も同市が確認した。2人は米ニューヨークから帰国。米国のホテルで同室だった。空港などでの検疫を除き、首都圏での感染者が確認されたのは初めて。

人口が集中する日本の政治経済の中心地で発生したことで、日本各地でも感染が急速に拡大する事態が現実化。
政府は今後、国の行動計画を第2段階の「国内発生早期」から、第3段階(感染拡大期、まん延期)に切り替えることを検討するなど、新たな対応を迫られることになる。

大阪府兵庫県でも20日午後、新たに感染者が増え、同日午後10時現在、国内の感染者数は成田空港の検疫段階で見つかった4人と合わせ、計267人となった。
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出典 朝日新聞・夕刊 2009.5.19
<コメント>
日本では「地域社会レベルの持続感染」ということでパンデミックレベルといっていい状態に近づいています。
どうやら英国やスペインとは異なるようです。


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