ダイエットの「停滞期」を乗り越える

ダイエットの「停滞期」を乗り越える 基本は「自分の客観視」

ダイエットの停滞期が起こるのは、減量中にレプチンというホルモンが減少することが関係していると言われているが、それだけが問題なのか、詳細はまだ未解明だ。
停滞期脱出のカギは、むしろ心理的、行動的な要因が大きく影響する。

基本は「自分を客観視・セルフモニタリングする」こと。
毎日、できれば朝晩2回、体重をはかり、グラフに記録しよう。
このとき大事なのは、数字に一喜一憂しないこと。
水分の増減などで、朝晩で1~2キロは平気で変動する。
少なくとも1カ月は記録をつけないとわからない。

見た目も大事。毎朝、全身を鏡でチェック。
ダイエット仲間」を作り、競い合いながら減量すると、成功しやすい。
階段の上り下りなど、小さな「スキマ運動」をこまめにやろう。
太っている人ほど座っている時間が長いという研究もある。
 
食生活に関する認知を改めるとも大事。
「全然、食べてないのに・・・」と言いながら、菓子パンやジュースを口にして、それを「食事」に数えていないケースが多い。

菓子パンには軽く400キロカロリーを超えるものが少なくない
「別腹」勘定の間食は禁物だ。
  
飲み会のときは、あえてやせている人の隣に座るとよい。
スリムな人は揚げ物やお酒を自然に控えていることが多い。
どうしても食べ過ぎたときは、翌日の1食を市販の「ダイエット置き換え食品」にするだけでも効果がある。

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停滞期脱出のカギ、それは自身の心構え一つだ。
良い習慣を一つでも見つけ、実践しよう。



厚生労働省の「肥満ホームページ」では、肥満を防ぐ食生活や生活習慣などについて漫画を使ってわかりやすく紹介している。
また、国立病院機構京都医療センターーの「肥満・メタボリックシンドローム外来」というページでも、メタボになりやすい生活習慣について詳しく解説しており、減量に関するメールマガ
ジンも配信している。


 
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参考
朝日新聞・朝刊 2014.4.10