まつ毛エクステ 目にトラブル

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レイモン・ディレイ「ドーヴィルの女達」
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d83645495

女性のおしゃれと健康被害についてはカラーコンタクトのお話でも
とりあげました。
  最近多いコンタクトのトラブル
  http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2008/04/08

お化粧というジャンルは男性にとって未知の分野です。
エクステンションという言葉は、この新聞記事ではじめて知りました。
女性はここまで危険を冒して化粧をされているんですね。
男性の「綺麗だね」っていう一言のために・・・。
でもそれだけではないですようね。
女性だけの場合にも化粧をして競う。

もっとも私は女房がパーマ(今もこんな言い方でいいんですか?)から
帰っても気づかないし、気づいても歯の浮く一言がいえません。

いつも思うのですが動物の世界では孔雀に代表されるように男性が
女性を引きつけるために綺麗にみせようとします。

人間の場合、化粧は女性の特権(今はそうでもないぞという声が)です。
なぜだか不思議です。

化粧は偽装?

今日は、男性の私としては何だかデパートの1回の女性の化粧品
コーナーに迷い込んだような気恥ずかしさと好奇心の湧く話題です。

つけ毛で長くきれいにみせる 接着剤で充血・痛み

目もとを美しく見せるため、人工毛をまつげにつける「まつげエクステ
ンション」の接着剤で眼球が傷つくなどの被害が相次ぎ、厚生労働省
18曰までに、全国の自治体に対し、被害防止を徹底するよう通知した。
若い女性に人気があるが、同省は「肌に直接接着剤を塗る危険性を認識
し、美容師などの資格を持ったきちんとした店で施術を受けてほしい」
と呼び掛けている。
 
まつげエクステンションは、シルクやナイロン製の人工毛を接着剤で
まつげの一本一本につける。
長さやカールの程度、本数などを自由に選べるため、まつげ状の束をま
とめて装着する「つけまつげ」より仕上がりが自然だといい、若い女
を中心に人気が高まっている。
業界関係者によると、取り入れる美容院やエステサロンなどがここ
2、3年で目立ち、「月50店のペースで増えている」という。
 
店舗の増加で、全国の消費者センターに、目が腫れたり角膜炎になるな
どの被害届が急増。
2004年以前は全国で計4件だったが、2005年は5件、2006
年9件、2007年は18件だった。
2007年に3件の被害があった東京都の担当者は「相談は氷山の角。
実際の危害は20~30倍に及ぶ可能性がある」と指摘する。

愛知県でも今年2月、消費生活相談を受け付ける県民生活プラザに県内
の20歳代の女性から相談が寄せられた。
女性は専門サロンでエクステンションを装着した後、目が充血。
痛みを感じ、涙が止まらず眼科へ行ったところ、接着剤による炎症と
診断された。
 
女性は、治療費をサロン側に請求したが、拒否されたまま、連絡が
とれない状態という。
都も技術水準の低いサロンなどが増え、被害が拡大する恐れがある
として
2月、厚労省経済産業省に通報した。
 
エクステンション用の接着剤には、薬事法で成分表示が義務づけられて
おらず、含有成分の不明な商品もある。
毎日落とす必要のあるつけまつげと異なり、洗顔しても3~4週間は
つけっ放しにできるよう、強力な有機化合物系の瞬間接着剤が使われる
ことが多く、眼球や目の周辺部の粘膜を傷つける恐れがある。
目に入った場合、15分以上、流水で洗眼し、医師の診断を受ける必要
があるという。
 
厚労省は「エクステンションは美容師法に基づく美容行為。施術する人
が有資格者かどうかや技術水準、衛生状態なをよく見極めてほしい」
と話している。

出典 日経新聞・朝刊 2008.4.8
版権 日経新聞



まつ毛エクステで、目のトラブル発生
http://allabout.co.jp/health/eye/closeup/CU20080327A/

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