世界的に高血圧と肥満がまん延

WHO、「世界保健統計」発表 世界的に高血圧と肥満がまん延
7日の「世界高血圧デー」を前に、WHO(世界保健機関)は16日、2012年版の「世界保健統計」を発表し、世界的に高血圧と肥満がまん延している実態が明らかになった。
世界保健統計によると、世界の25歳以上の大人のうち、高血圧と診断される人口の割合は、2008年に男性が29.2%、女性が24.8%で、世界全体でおよそ4人に1人が高血圧であることがわかった。
この統計の高血圧は、最高血圧を140以上、最低血圧を90以上としていて、日本は男性が26.4%、女性が16.7%と、世界平均を下回っている。
一方、20歳以上の大人のうち、肥満と診断される人口の割合は、世界平均で男性が10%、女性が14%に対し、日本は男性が5.5%、女性が3.5%だった。
高血圧や肥満などが引き金となる慢性疾患で亡くなった人の数は、2008年で3,610万人となっている。

FNNニュース 2012.5.16
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00223436.html