ファイザー製3回目接種、4割発熱

ファイザー製3回目接種、4割発熱 2回目と同頻度

厚生労働省の研究班は、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を受けた人で2回目と同じような副作用があったとの調査結果をまとめた。

2021年12月に接種を受けた約千人のうち、およそ4割が発熱した。

翌日を中心に1割程度が病気休暇をとったという。

研究班は医師や看護師らを対象に12月1日からファイザー製の3回目接種を始めた。

同社製の2回接種から約9カ月後に打った約1050人について熱や頭痛など副作用の症状を調べた。

 

3回目の接種では全体の39.5%の人が37.5度以上、20.3%が38度以上の発熱だった。

 

どちらも2回目と同水準だった。

2回目に37.5度未満だった人の多くは3回目も熱が出なかった。

同調査では1回目no発熱者は数%にとどまった。

 

3回目接種ではこのほか、接種した場所の痛みが92.3%、倦怠感が70.8%、頭痛が56.1%の人で生じた。

コメント

この記事で気になるのは、米ファイザー製ワクチンでありながら、4割発熱とあまりにも副反応が多いことです。

2021年12月時点の接種は、医師や看護師らが対象なので当然高齢者は少ないはずです。

年齢別の副反応出現頻度を検討したデータを示さない限り、当然正確なことはいえません。

「副反応が多い」ことが強調されるあまり、今後の接種対象となる(副反応が起きにくい)高齢者の「接種控え」に繋がりかねない記事の内容となっています。

 

参考・引用一部改変

日経新聞・朝刊 2022.1.4