出るか日本人ノーベル賞受賞者

いよいよ毎年恒例のノーベル賞発表の日が近づいてきました。
10月6日に医学生理学賞、7日に物理学賞、8日に化学賞が発表されます。
そこで、関連記事をひろってみました。
私の興味はやはり医学生理学賞です。
日本人でこの分野で受賞したのは、抗体の分子メカニズムを解明した1987年
利根川進マサチューセッツ工科大学教授(理化学研究所フェロー)ただ一人
です。
今年は数人の日本人が候補にあがっているようです。


その1
【ワシントン=勝田敏彦】金融情報通信大手トムソン・ロイターは1日、来週から発表
される今年のノーベル賞の自然科学系3賞と経済学賞の有力候補21人を発表した。
日本人では生物の「自然免疫」の仕組みを解明した審良(あきら)静男・大阪大教授
(55)が医学生理学賞の候補にあがった。

医学生理学賞(6日発表)の有力候補は計7人。米国で最も権威がある医学賞
ラスカー賞基礎医学部門を今年受賞した米国の分子生物学者ビクター・アンブロス
博士も選ばれた。
同賞臨床医学部門を受けた遠藤章・東京農工大特別栄誉教授(74)はあがらなかった。

物理学賞(7日発表)候補は新素材カーボンナノチューブを構成する炭素の網「グラフェン
の発見に貢献した欧米のナノテク研究者ら5人。
カーボンナノチューブを発見した飯島澄男・名城大教授(69)は昨年候補とされた。

化学賞(8日発表)はやはりナノテク研究に貢献した米研究者ら3人を選んだ。
http://www.asahi.com/science/update/1002/TKY200810020045.html
asahi.com
版権 朝不新聞社


その2
ノーベル賞候補に阪大・審良静男教授ら 米トムソン
学術文献情報サービス会社の米トムソン・ロイターは2日、今年新たに追加したノーベル賞
候補者21人を発表した。
日本人では生理学・医学賞候補に免疫学が専門の審良(あきら)静男・大阪大学教授をあげた。
近年の論文引用回数や研究テーマの注目度などを加味して判断した。

審良教授は「自然免疫」と呼ばれる体の防御機構を解明し世界的に注目されている。
ノーベル賞の選考基準の一つに過去の論文の引用件数などがあるとされており、同教授
が2年以内に出した論文が直近2カ月間に引用された回数も上位だったという。



その3
村上春樹氏に高い評価 英賭け屋のノーベル賞予想
ストックホルム30日共同】世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)、英ラドブロークス
ストックホルム事務所は30日までに、10月発表予定のノーベル文学賞受賞者を予想する
オッズ(賭け率)を公表、日本の作家、村上春樹氏を昨年と同じ11倍とし、6位グループに
名前を挙げた。

「一番人気」はイタリア人の作家クラウディオ・マグリス氏の4倍。
シリア出身の詩人アドニス氏、イスラエルの作家アモス・オズ氏らが続き、計5人が10倍以下。
米国の作家ドン・デリーロ氏ら3人が村上氏と同じ11倍で、6位グループとなっている。

同社は、昨年の受賞者である英国の作家ドリス・レッシング氏には高い評価をつけなかったが、
一昨年は受賞者となったトルコの作家オルハン・パムク氏を最有力候補に挙げ、予想を「的中」
させている。
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008093001000262.html




<自遊時間>
最近、ネットサーフィンをしています。
You Tubeで昔懐かしいミュージシャンが一杯紹介されています。
当時はあまり好きになれなかったビートルズも今聞き直してみるととてもよく聞こえます。
ビートルズを再認識したのはブラザーズ・フォーがカバーしたLPを買ってからです。
今となっては遠い昔の話です。
どの一つをとってもオリジナリティーにあふれているのには関心します。

きのう女房とそんな話をしました。

私「ビートルズの独創性は音楽の教育をきちんと受けてないからだね。中川一政画伯が美術学校で絵を学んでは絵が死んでしまうといっていたのが分かる気がする」
女房「みんな大抵、音楽大学は出てないよ」

軽く一蹴されました。




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