ダイエッ酒（シュ） - このはずく医者の「よろず備忘録」

多量の飲酒は、肝障害はもちろん脳出血やがんの原因になるといわれます。
そうかといって愛飲家に禁酒しろといっても難しいものです。
これはタバコの場合も同様です。
タバコは「百害あって一利なし」といわれますが、酒は「百薬の長」という言葉
もあって、心理的にも禁酒を難しくしています。

そこで、健康被害のおそれが低いとされる量まで減らす、ダイエットならぬ「ダイ
エッ酒（シュ）」という考えが出て来ました。

減った量を日記で確認
目標は、１日あたりのアルコール摂取が２０グラム以下。
商品によって違いますが、ほぼビールの中瓶１本、日本酒なら１合弱にあたり
ます。
がんなどのリスクが高まりにくく、国が「節度ある適度な飲酒」とする量です。

＜参考および引用記事＞
出典　朝日新聞・朝刊　2009.5.2
版権　朝日新聞社

<新型インフルエンザ関連>

【特集】新型インフルエンザ

http://www.jiji.com/jc/v2?id=20090501newtype-influ&rel=y&g=phl

〔写真特集〕新型インフルエンザ

http://www.jiji.com/jc/d2?p=sfv00101&d=004soc&rel=y&g=phl

添厚労相、診察拒否には適切指導を
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200905/2009050600250&rel=j&g=soc
舛添要一厚生労働相は６日午後、江利川毅事務次官ら同省幹部との会議で、
新型インフルエンザ感染の可能性の低い患者が医療機関から診察を拒否される
ケースが相次いでいることについて、「診察拒否は医師法違反であるので、
社会的義務としてきちんと対応してほしい」と述べ、適切な指導に努めるよう
指示した。
http://www.jiji.com/jc/v2?id=20090501newtype-influ&rel=y&g=phl

＜新型インフル＞感染者２０００人を突破　　　
感染が確定した国・地域（７日午後１時現在）
新型インフルエンザ感染が広がっている問題で、米テキサス州で５日、感染
患者の３０代の米国人女性が死亡した。
米国人の死者は初めて。死者は６日までに、メキシコでも新たに確認され、
世界で計４４人に上る。またスウェーデン、ポーランドでも初めて感染が
確定。
感染者は計２４カ国・地域で、計２０００人を超えた。

米テキサス州の厚生省によると、５日に死亡した米国人女性は、メキシコ
国境に近い同州キャメロン郡に住む教師（３３）。
女性は最近、メキシコには渡航していない。
ＡＰ通信などによると、慢性的な疾患があり、インフルエンザ感染による
合併症で４月１９日から入院していた。
女性は妊娠８カ月で、入院中に帝王切開で無事出産した。

米疾病対策センター（ＣＤＣ）のベッサー所長代行は６日の記者会見で、
米国内で確認された感染者は、４１州で６４２人（うち死者２人）になった
と発表した。
「疑い症例」は８４５人報告されている。
疑い症例を含めると全米５０州のうち４４州にまで広がった。

ベッサー代行は警戒度が「『フェーズ６』に引き上げられなければ驚きだ」
と語り、世界保健機関（ＷＨＯ）が警戒度を上げるとの見通しを示した。

日本人観光客に人気のあるハワイ州でも初めて３人の感染が確認された。
オアフ島在住の夫婦と別の家庭の子供１人。３人とも症状は軽く既に回復
しているという。

メキシコのコルドバ保健相によると、同国での感染者は１１１２人で、うち
４２人が死亡。
今月に入って５人が死亡しているが感染は減少傾向にあるという。

そこで、健康被害のおそれが低いとされる量まで減らす、ダイエットならぬ「ダイ
エッ酒（シュ）」という考えが出て来ました。