ダイエッ酒(シュ)

多量の飲酒は、肝障害はもちろん脳出血やがんの原因になるといわれます。
そうかといって愛飲家に禁酒しろといっても難しいものです。
これはタバコの場合も同様です。
タバコは「百害あって一利なし」といわれますが、酒は「百薬の長」という言葉
もあって、心理的にも禁酒を難しくしています。

そこで、健康被害のおそれが低いとされる量まで減らす、ダイエットならぬ「ダイ
エッ酒(シュ)」という考えが出て来ました。

#減った量を日記で確認
目標は、1日あたりのアルコール摂取が20グラム以下。
商品によって違いますが、ほぼビールの中瓶1本、日本酒なら1合弱にあたり
ます。
がんなどのリスクが高まりにくく、国が「節度ある適度な飲酒」とする量です。

<参考および引用記事>
出典 朝日新聞・朝刊 2009.5.2
版権 朝日新聞社