新型インフルエンザ  コストかけずに感染対策

#手洗い、うがい、予防の基本
ニュース性はあまりなくなりましたが、あいかわらず新型インフルエンザの感染がひろがり続けています。
WHOが世界的大流行(パンデミック)にあたる「フェーズ6」を宣言して1か月以上経ちました。
国内での感染者も増え続けていますが、当地では7月中旬に「発熱外来」が廃止されたと新聞で小さく報道されました。

しかし、これは大きな問題です。
どうして、この時期に廃止されるのかの説明がなく、今後患者さんが来院するであろう一般医療機関への行政からの連絡は一切ありません。
現時点でも廃止を知らない医療機関や患者さんも多いはずです。
行政の危機管理の甘さを指摘せざるを得ません。

秋以降には「第2波」として、さらに感染者が増えウイルスも強毒化することが懸念されます。

さて、自分自身でどのようにして新型インフルエンザから身を守るか。
その基本は「手洗いとうがい」です。

以下は朝日新聞の記事からです。
■「うがいはインフルエンザ予防に効果がない」と疑問視する研究者もいます。
■うがいは、日本固有の習慣。
海外のガイドラインでは推奨するような表現は出てきません。
■ウイルスは体に侵入すると30分程度で細胞内に入って増殖します。
このため、外出後にうがいをしても、表面を洗うだけになってしまい、すでに侵入してしまったウイルスには効果はないのではと考えられています。
■手洗い時間は、家庭の場合「最低15秒以上」(国の指針)が勧められています。
■米疾病対策センター(CDC)も衛生的な手洗いの時間を「15~20秒」としています。
イメージとしては「ハッピーバースデー」の歌を2回歌うくらいになります。




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出典 朝日新聞・朝刊 2009.7.10
版権 朝日新聞社

<うがい 関連サイト>
予防対策(1)うがい/インフルエンザ/感染と予防Web
http://www.kansen-yobo.com/influenza/ugai.html




風邪予防には、うがい薬より“水うがい”!?
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/415/415438.html

水うがいで風邪発症が4割減少
http://www.kyoto-u.ac.jp/health/006.htm

鼻うがい:医師の場合
http://www.hanasuusuu.net/ka_hanaugai.shtml


鼻うがいのやり方と効果その危険性は?
http://yaplog.jp/hanaugai/


感染ゼロ戦隊 ボーゴマン 【うがい編】
http://www.youtube.com/watch?v=3llQ0i2N9aE



<手洗い 関連サイト>
予防対策 (2)手洗い/インフルエンザ/感染と予防Web
http://www.kansen-yobo.com/influenza/tearai.html

みんな集まれ!手を洗おう/普段の手洗い
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hyouka/wash/ordinary.html




手を洗いましょう(手洗い手順)
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/flu/hand.html


米国CDC: 手洗い励行(字幕付)
http://www.youtube.com/watch?v=fsZoZr9J__M



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2009年皆既日食ツアー 見られる場所
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2009年の皆既日食は、インド西部から始まり中国を横断してトカラ列島を通り小笠原・硫黄島そしてポリネシアまで至ります。ほとんどが海上での皆既となります。海上での船での観測は、晴れ間を追いかけながら観測できるという点では、日食が見られる確率は高いと言えますが、どんな凪の場合でも船は揺れているので、写真撮影には向いていません。
日本国内の陸地で皆既日食が観測できるのは、1963年(昭和38年)北海道の東部で観測されて以来46年ぶり。
とは言え皆既時間は35秒程度でした。また海上では、1988年(昭和63年)小笠原諸島硫黄島東方沖海上でも観測されました。
トカラ列島以外にも国内では、種子島の南部と屋久島、奄美大島の北部、喜界島なども皆既帯に入っています。
http://www.knt.co.jp/eclipse/place/place_01_00.html