食欲増進ホルモン グレリン

今朝の朝日新聞グレリンが取り上げられていました。

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出典 朝日新聞・朝刊 2009.7.26
版権 朝日新聞社



#食欲増進ホルモン、心筋梗塞を改善  ラット実験で確認
胃から分泌されるグレリンという食欲増進ホルモンが、急性心筋梗塞(こうそく)の症状を
改善することを、国立循環器病センター(大阪府吹田市)の研究チームがラットの実験
で確認した。

国内では年間約4~5万人が急性心筋梗塞で死亡しており、治療薬開発への応用が期待
される。
米国の内分泌学専門誌に掲載する。

研究チームは、ラット26匹に心筋梗塞を起こさせ、グレリンを注射した群と、しない
群とに分けて比較した。
その結果、注射したラットは、6時間後に10匹が生存し、不整脈もほぼゼロだったが、
注射しないラットは不整脈が頻繁に起き、3匹しか生き残らなかった。

グレリンには、不整脈を引き起こす心臓の交感神経を鎮静化させる働きがあるらしい。
岸本一郎医長は「グレリンはもともと体内にある物質で、心筋梗塞の有効な治療薬に
なる可能性がある」と話している。

出典 読売新聞 2008.9.13
版権 読売新聞社


グレリン 関連サイト>
グレリン
http://ja.wikipedia.org/wiki/グレリン
グレリン (ghrelin) は、胃から産生されるペプチドホルモン。
下垂体に働き成長ホルモン (GH) 分泌を促進し、また視床下部に働いて食欲を増進
させる働きを持つ。
1999年、国立循環器病センターの児島・寒川らにより発見された。

グレリン(Ghrelin)の発見とその新しい機能の解明 寒川 賢治 
http://www.ncvc.go.jp/restopics/ghrelin.html
グレリンは強力な摂食促進作用を持つペプチドである。
グレリンは循環器系でも機能する。


胃から発見された摂食亢進ペプチド:グレリン
http://jams.med.or.jp/symposium/full/124045.pdf



<自遊時間 その1>
今朝の朝日新聞の一面トップ記事は「居座る梅雨 集中豪雨」でした。
その記事の中で「湿舌」と「テーパリングクラウド」という言葉が出ていました。

#湿舌
豪雨をもたらす湿舌

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<自遊時間 その2>
昨日から一泊で山小屋へ行って来ました。
朝早く目覚めたので、早朝からアプローチの草むしりをしました。
植えた草木などなく、そういった意味ではすべてが雑草です。

アプローチにではありませんが、有り難いことに「タラノキ」や「すみれ」なども
自生しています。
間違って抜いてしまうと女房に叱られるので些か神経も使います。

さて、雑草という名前は人間の都合でつけられたものです。
夕方、自宅に帰って「天声人語」を見たらたまたま「雑草」がテーマでした。

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(画像をクリックすると大きくなります)
出典 朝日新聞・朝刊 2009.7.26
版権 朝日新聞社

最近の「天声人語」については、酷評したことがありましたが、きょうの内容は
なかなかでした。



<自遊時間 その3>
政治ネタはこのブログにはそぐわないとは思うのですが、先々忘れ去られてしまい
そうなのでドキュメントの意味を込めて・・・

細田幹事長が「国民の程度なんだ」と怒り
自民党細田博之幹事長は24日、報道各社のインタビューで、麻生太郎首相の
言動や党内の混乱を取り上げたマスコミ報道に関連し「(首相が見送った)役員
人事だろうが、閣僚人事だろうが、どうでもいいことだが、その方がみんな面白
いんだから。国民の程度かもしれない」などと述べ、怒りをあらわにした。

内閣・政党支持率の低迷にいら立ちを爆発させたようだが、国民の政治意識は
低いと指摘したとも受け取れるだけに、終了後に「誤解を招く表現だった。
謝罪します」と述べ、発言を撤回した。

インタビューで細田氏は、「国民に伝わらない。(首相は)字が読めないらしい
ですねなんて楽しんじゃってる。ぶれたらしいなんて。大したことはないんだよ」
と強調。
さらに「日本国の程度を表している。それは程度なんだ。国民の程度かもしれない」
と述べた。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090724-522854.html
共同通信 2009年7月24日23時43分
<コメント>
実際インタビューをTVでみていないのでよくは分からないのですが・・・。


麻生首相「高齢者は働くことしか才能ない」 活力社会巡り発言
麻生太郎首相は25日午前、横浜市内で開かれた日本青年会議所(JC)の会合で
のあいさつで「日本は65歳以上の人たちが元気。その元気な高齢者をいかに使うか。
この人たちは皆さんと違って働くことしか才能がないと思ってください」と述べた。
 
高齢者の勤労を促すことが、社会保障制度の安定や活力ある高齢化社会を作るとの
考えは首相の持論。
ただ発言は高齢者への冷やかしともとれる表現だけに、言葉足らずとの見方もある。
 
首相は「80を過ぎて遊びを覚えても遅い。遊びを覚えるなら青年会議所の間くらいだ」
とも指摘。
「60過ぎて、80過ぎて手習いなんて遅い。働ける才能をもっと使ってその人たちが
働けばその人たちは納税者になる。日本の社会保障は全く違うものになる」と語った。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090725AT3S2500A25072009.html
<コメント>
よく考えてみたら、私も働くしか能がありません。



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