子宮頸がん検診

1981年以来、「がん」は日本人の死因のトップとなっています。
がんになる確率は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と言われる時代です。
医学の進歩により、早期発見が出来れば「治る」がんも増えています。
特に女性特有の「子宮頸(けい)がん」は、「乳がん」と同様に早期発見・早期治療で治る確率が高いがんです。
早期に発見するためには、がん検診を受けることが有効です。
折角のがん検診も、検診受診率は20%程度と低いのが現状です。
平成21年度の補正予算によって、一定の年齢に達した女性に子宮頸がん検診の無料クーポン券が配布されることになりました。
乳がん」の無料クーポンも配布されるため女性には朗報です。


乳がんと子宮頸がん検診の無料クーポン券が配布されます。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/3.html
政府広報 2009.8.31)


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(画像をクリックすると大きくなります)
出典 朝日新聞・朝刊 2009.9.22
版権 朝日新聞社


<関連サイト>
子宮がん検診(子宮頚部がん)
http://medical-checkup1.net/2006/02/post_10.html

子宮頚(けい)がん検診を受けよう
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/kokokara/20080701ok04.htm


婦人検診のご案内_子宮ガン検診について
http://www.yobouigaku-kanagawa.or.jp/fujin/sikyuu/index.htm



子宮頚癌(子宮頚がん)と異形成
http://indivi.net/
http://indivi.net/ladys_inspection/keigan.html

愛知県がんセンター/がんの知識/いろいろながん/子宮頚がん
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/200/210/several-cancers/iroiro-na-gan-08.html

子宮頸がんワクチン、国内初承認へ…厚労省
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090901-OYT8T00249.htm
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は31日、子宮頸(けい)がんを予防するワクチン「サーバリックス」の承認を了承した。
10月に正式承認される見通し。
■このワクチンはオーストラリアなど95か国で承認されているが、国内で子宮頸がんワクチンが承認されるのは初めて。
2007年9月にグラクソ・スミスクライン社が承認申請していたもので、10歳以上の女性が接種対象となる。
■子宮頸がんは、性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因とされている。
今回のワクチンを感染前に接種すれば、子宮頸がんの原因の7割を占める2種類のHPVの感染が予防できると期待される。
■国内では毎年約7000人が子宮頸がんになり、約2500人が死亡している。特に20~30歳代の若い女性で増えつつある。


新型インフルエンザ関連サイト> 
新型インフルで女性2人死亡…国内死者は17人に
新型インフルエンザに感染した神戸市の60歳代女性と福岡県久留米市の女性(66)の2人が20日、死亡した。
厚生労働省によると、新型インフルエンザに感染した死者は疑い例を含め国内で17人となった。
神戸市によると、同市の女性は乳がんが全身に転移し、自宅療養中だったという。
死因は急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で、市は「新型インフルエンザの感染がARDS発症の引き金の一つと考えられる」としている。

一方、久留米市の女性の死因は心筋炎で、ぜんそくと慢性閉塞(へいそく)性肺疾患を患っていた。
市保健所は「心臓に炎症が起きて心機能が低下したのが直接の死因だが、感染で心筋炎を発症した可能性がある」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090921-OYT8T00260.htm
読売新聞 2009.9.21


新型インフルの小1男児死亡=最年少、脳症で
滋賀県は22日、新型インフルエンザに感染した同県守山市の小学1年生の男児(7)がインフルエンザ脳症で死亡したと発表した。
新型に感染したか感染の疑いのある人の死亡は18人目。
男児が最年少で、小学生では2人目となった。
 
同県によると、男児はこれまで数カ月に1度熱を出すことがあり、周期性発熱症候群の疑いがあると診断されていた。
19日朝から発熱し受診したものの、インフルエンザの検査は行われず、解熱剤を処方され帰宅した。
20日に40度の熱を出して別の診療所を受診。
簡易検査でA型インフルエンザ陽性となり、けいれんなどの症状が表れたため病院に入院し、タミフルを投与されて人工呼吸器を着けた。
容体が悪く、同日夜に滋賀医大付属病院に転院したが、21日夜、死亡した。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090922-00000026-jij-soci
時事通信 2009.9.22
<コメント>
インフルエンザ脳症による死者は国内で初めてということです。
■「周期性発熱症候群」・・・この言葉は始めて聞きました。
■他の報道で「解熱剤とせき止めを処方」とありました。
インフルエンザの場合に小児への咳止めの投与は余り勧められないという考えがあります。
■同じく他の報道で「容体が急変して34.6度の低体温に陥り、夜に死亡した」とありました。


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2009.9.21撮影


読んでいただいて有難うございます。
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