新型インフルエンザ と呼吸障害

新型インフルエンザが重症の肺炎などの呼吸障害を起こすことがだんだんわかってきました。
季節性インフルエンザが意識障害などの神経障害が多いのとは対象的です。



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出典 朝日新聞・朝刊 2009.10.3
版権 朝日新聞社



<番外編>
#肝炎の進行度を血液で検査 産総研など新手法
産業技術総合研究所糖鎖医工学研究センターと名古屋市立大学などの研究チームは、肝炎の進行度合いを血液検査で調べる方法を開発した。
肝細胞にある糖鎖を手掛かりに、肝硬変や肝臓がんに進行するリスクを判断する。
従来のように肝臓に細い針を刺して細胞をとる必要がなく、患者の負担が大きく軽減する。
1年半後をめどに一般病院でも利用できるような検査機器の開発を目指す。
 
成果は3日、横浜市で開催中の日本癌(がん)学会で発表する。

一般的に肝炎ウイルスに感染すると25年ぐらいで肝硬変に進み、がん化する危険性が高まる。病状の進行度合いを適切に把握できれば、最適な治療法を選択できる。

肝炎ウイルスに感染した肝細胞は年月がたつと繊維化と呼ぶ状態になって働きが悪くなる。
研究チームはこの状態で「AGP」というたんぱく質につく2種類の糖鎖量が変化するkととを突き止めた。

肝炎の進行度合いの違う患者およそ120人から採血し調べたところ、実際に肝硬変かどうかが9割の正確さで判定できた。
出典 日経新聞・朝刊 2009.10.3
版権 日経新聞