メタボ健診としての特定健診が昨年4月から始まりました。
この診断基準についてはスタートの時点から医療関係者のみならず受診者の間からも疑問の声があがっていました。
最近では健診の受診抑制にさえつながっています。
診断基準が作られた経緯ははっきりしています。
周囲からのこういった指摘にもかかわらず頑として変更を拒否して来ました。
今回の記事でも「日本としては今の基準を堅持する」というスタンスです。
私は「脚気と森鴎外」のエピソード(歴史的事実)を思い出しました。
「誤りを正すにはばかることなかれ」です
この診断基準についてはスタートの時点から医療関係者のみならず受診者の間からも疑問の声があがっていました。
最近では健診の受診抑制にさえつながっています。
診断基準が作られた経緯ははっきりしています。
周囲からのこういった指摘にもかかわらず頑として変更を拒否して来ました。
今回の記事でも「日本としては今の基準を堅持する」というスタンスです。
私は「脚気と森鴎外」のエピソード(歴史的事実)を思い出しました。
「誤りを正すにはばかることなかれ」です
この点に興味がある方は、私の別のブログ
#やせてても「メタボ」 国際組織が新たな基準
メタボリック症候群の基準をどうするか検討していた国際組織が、内臓脂肪の量をみる腹囲について「大きくなくてもメタボの恐れあり」との見解をまとめ、新たに統一の基準を作った。
日本のメタボ基準では腹囲が必須条件。だが、専門家からは「やせていて病気のリスクが高い人を見落とす恐れがある」という声も出ていた。
メタボリック症候群の基準をどうするか検討していた国際組織が、内臓脂肪の量をみる腹囲について「大きくなくてもメタボの恐れあり」との見解をまとめ、新たに統一の基準を作った。
日本のメタボ基準では腹囲が必須条件。だが、専門家からは「やせていて病気のリスクが高い人を見落とす恐れがある」という声も出ていた。
メタボリックは「代謝」を意味しており、肥満や高血糖といった問題が重なると、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中を起こすリスクが高まるという考えが基本にある。
国際糖尿病連合(IDF)はこれまで日本と同様に腹囲を必須条件にしていたが、米国はそうではなく、基準がバラバラだった。
国際糖尿病連合(IDF)はこれまで日本と同様に腹囲を必須条件にしていたが、米国はそうではなく、基準がバラバラだった。
今回統一見解に加わったのはIDF、世界心臓連合、国際動脈硬化学会など六つの組織。
議論の結果、腹囲のほか中性脂肪、HDLコレステロール、血圧、血糖値を加えた5項目のうち、3項目以上の検査値に異常があれば、メタボとすることに決めた。
腹囲が普通でも、血圧や血糖値などに異常があればメタボということになる。
腹囲の値は、国や民族ごとにそれぞれ定めるとしている。
議論の結果、腹囲のほか中性脂肪、HDLコレステロール、血圧、血糖値を加えた5項目のうち、3項目以上の検査値に異常があれば、メタボとすることに決めた。
腹囲が普通でも、血圧や血糖値などに異常があればメタボということになる。
腹囲の値は、国や民族ごとにそれぞれ定めるとしている。
また、太っていなくても血圧や血糖値といった異常が重なる人は日本人に多く、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高いことが調査でわかっている。
腹囲が大きくないと特定健診にもとづく保健指導の対象にならないのが現状だが、「やせていてリスクの高い人への対策が不十分」との指摘があった。
新しい世界基準だと、こうした人たちもメタボに含むことになる。
腹囲が大きくないと特定健診にもとづく保健指導の対象にならないのが現状だが、「やせていてリスクの高い人への対策が不十分」との指摘があった。
新しい世界基準だと、こうした人たちもメタボに含むことになる。
日本の立場を代表して議論に参加した日本糖尿病学会理事長の門脇孝・東京大教授は「血圧や血糖値などの異常が重なる原因の多くは内臓脂肪の蓄積だとわかってきており、有効な対策を考えるためにも腹囲を必須にした方がいい。日本としては今の基準を堅持する」としている。
<関連サイト>
やせメタボ
http://members.jcom.home.ne.jp/mikedo/SE130_error_by_Metabo.htm
■日本のメタボ対策は、腹回りが男85センチ、女90センチ以上という明確な線引きをしている点では分かり易く、効果も出易いように思え、庶民感覚では一定の評価ができる。
が、「隠れメタボ」が既に実態として多いのではないだろうか。それが医療費を減らすのに障壁になり始めているため、今回のような調査結果を前面に出して、注意を改めて呼びかけているに過ぎないように思えてきた。
それだけ、生活習慣病をきっかけとする病気の医療費圧迫が激しいものと思える。
■肥満だろうが、痩せだろうが、高血圧、高血糖、高中性脂肪、低HDLコレステロールを抱える人は、自分の身を守るため生活改善に努める必要があるのだ。
人のせいにせず、自分自身が真摯に生きることに向き合わなければならない。
やせメタボ
http://members.jcom.home.ne.jp/mikedo/SE130_error_by_Metabo.htm
■日本のメタボ対策は、腹回りが男85センチ、女90センチ以上という明確な線引きをしている点では分かり易く、効果も出易いように思え、庶民感覚では一定の評価ができる。
が、「隠れメタボ」が既に実態として多いのではないだろうか。それが医療費を減らすのに障壁になり始めているため、今回のような調査結果を前面に出して、注意を改めて呼びかけているに過ぎないように思えてきた。
それだけ、生活習慣病をきっかけとする病気の医療費圧迫が激しいものと思える。
■肥満だろうが、痩せだろうが、高血圧、高血糖、高中性脂肪、低HDLコレステロールを抱える人は、自分の身を守るため生活改善に努める必要があるのだ。
人のせいにせず、自分自身が真摯に生きることに向き合わなければならない。
<自遊時間>
大阪府泉佐野市の養豚場に「くっきりまゆ毛」の豚がいる。
生後8カ月のメスだが、味わい深い「おっさん顔」がネットで話題に。
まもなく出荷されることになっており、この養豚場の経営者(30)は「ちょっとさびしい」と別れを惜しんでいる。
「模様だけでも珍しいのに、まさかまゆ毛なんて」。
ユーモラスな表情をデジカメで撮影し、ブログで公開すると、「かわいい」「こんな顔のおっちゃんおるよね」と話題になった。
経営者は「こんな模様の子とはもう一生出会えないと思う。別れを思うと、少し複雑な気分です」
大阪府泉佐野市の養豚場に「くっきりまゆ毛」の豚がいる。
生後8カ月のメスだが、味わい深い「おっさん顔」がネットで話題に。
まもなく出荷されることになっており、この養豚場の経営者(30)は「ちょっとさびしい」と別れを惜しんでいる。
「模様だけでも珍しいのに、まさかまゆ毛なんて」。
ユーモラスな表情をデジカメで撮影し、ブログで公開すると、「かわいい」「こんな顔のおっちゃんおるよね」と話題になった。
経営者は「こんな模様の子とはもう一生出会えないと思う。別れを思うと、少し複雑な気分です」
生後約1週間の「まゆ毛豚」
まるでまゆ毛のような模様のある「まゆ毛豚」。出荷の日は近い
http://www.asahi.com/national/update/1022/OSK200910220014.html
出典 asahi.com 2009.10.22
版権 朝日新聞社
<コメント>
かといってこの豚だけをずっと飼い続けるわけにもいかなかったのでしょうね。
いかにも「笑いとペーソス」のある記事でした。
出典 asahi.com 2009.10.22
版権 朝日新聞社
<コメント>
かといってこの豚だけをずっと飼い続けるわけにもいかなかったのでしょうね。
いかにも「笑いとペーソス」のある記事でした。