がん死、ほぼ順調に減少

「がん検診50%」厳しい状況 対策基本計画の中間報告

厚生労働省は15日、2007年度から5カ年計画で進めているがん対策推進基本計画の進み具合について、中間報告書を発表した。
専門的な治療が行える拠点病院の数や放射線治療機器の設置など、ハード面の目標はおおむね達成できたが、検診受診率の50%達成はかなり難しいとの見方だ。

厚労省は、患者や医師らでつくるがん対策推進協議会の意見も聞きながら、報告書をまとめた。

がん検診は5年以内に受診率50%の目標を立てたが、現段階では20~30%台にとどまっており、目標達成は厳しい状況だとした。
今後、個人への通知など受診勧奨に力を入れるという。
3年以内に未成年者の喫煙率を0%にするという目標も、男子高校3年生の喫煙率は12.8%に上っており、さらなる禁煙対策が必要とした。

がん拠点病院は4月現在、全国に377病院あり、数の上では整備目標を上回った。
院内がん登録も全病院で実施しているが、協議会からは医療の質の評価を求める声や、がん登録の質の担保、情報公開を求める声などの意見が寄せられた。





<関連サイト>
がん死、ほぼ順調に減少…厚労省中間報告書
「75歳未満のがんによる死亡率を10年間で20%減らす」という全体目標については、3年間で6%減少しており、おおむね順調と評価した。

一方、「がん患者と家族の苦痛軽減と、療養生活の質の維持向上」というもう一つの全体目標については、達成度を評価する尺度がないことを指摘。評価指標を早く設定することや、患者の経済的負担の軽減にも取り組むことを求めた。

予防面では、未成年の喫煙を3年以内になくす目標が達成できていない。また、子宮頸(けい)がんワクチンの接種などを国として積極的に推進すべきだとした。





イメージ 1


出典 日経新聞・朝刊 2010.6.16
版権 日経新聞



<自遊時間 その1>
19日の2010 FIFA WC、日本対オランダはご覧になられましたか?
今朝ネットを見ていたらこんな記事が出ていました。

日本、敗れるもオランダより高評価 仏『レキップ』紙の日本評
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100621-00000007-spnavi-socc
■敗れた日本代表選手の採点合計が、勝ったオランダ代表選手の合計点を上回るという珍しい現象が見られた。
オランダの合計点57に対し、日本の採点合計は63だった。
■この採点で最高点を取ったのは、センターバック田中マルクス闘莉王で7点。
採点は10点満点となっているが、『レキップ』紙の基準では、ハットトリックでも達成しない限り滅多に7点以上をつけないことで知られ、7点はこの試合唯一の得点者だったウェスレイ・スナイデルと同じ点数である。
■テレビの技術分析では、一貫してボール保持者を2人で挟みにいき、常に数的優位性を作り続けた日本の守備的な組織力に称賛の声が集まり、「このような絶え間ない移動で延々と数的優位性を作り続けるには、相手の2倍は走らなければならない。スナイデルのように1人で試合の行方を変える選手はいないが、つぎこむ努力、そして何より組織力という面で目覚しいものがある」と評価した。

随分高い評価を受けたようです。

後半途中出場の中村俊輔はちょっと微妙でしたね。

次のデンマーク戦のキックオフは、日本時間で25日金曜日の午前3時30分だそうです。
皆さんどうしますか。


<自遊時間 その2>
4月23日、文化審議会国語分科会が現在の「常用漢字表」1945字に196字を加え、使用頻度の低い5字を外しました。
今回追加されるのは、「栃」「阜」「茨」「梨」「岡」「阪」など都道府県名に使われているもののほか、パソコンの普及等により変換がラクになった「鬱」や「彙」といった画数の多い漢字。
さらには、「誰」「鍵」「謎」「頃」「俺」などこれまで入っていなかったのが不思議な漢字も追加された。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20100611-00002579-r25&vos=nr25en0000001

この中でも「鬱」という字は「薔薇」と同様なかなか覚えられません。
あるサイトにこんなことが書かれていました。

「『鬱』という字はリンカーン(林、缶)は(ワ)、アメリカン(※)コーヒー(凵、ヒ)を三杯(彡)飲む」


飯盒炊爨(はんごうすいさん)も書けませんが、書けたからどうってこともありません。