進化する花粉症の治療

今年もスギ花粉が大量に飛ぶ季節が近づいてきた。
つらい鼻水や鼻づまり。
花粉症は今や、3人に1人が苦しんでいるという国民病だ。
最近は、眠気などの副作用が少なく、症状ごとに効果的な薬も増えている。
自分に合った治療法を見つけることが大切となる。

眠気少ない市販薬、症状ごとに選択肢

■現在、第2世代抗ヒスタミン薬は花粉症治療の主力になっている。
国内で承認された薬は約15種類に増えた。
それぞれ症状を止める作用や眠気などの副作用の強さに違いがあり、選択肢が広がっている。
2011~12年に眠気などの副作用が少ないアレジオン、アレグラが市販薬としても発売され、12年に鼻水と鼻づまりの両方の症状に効果があるディレグラが医療用薬に承認された。

■2013年に花粉症の治療に使う鼻アレルギー診療ガイドラインを4年ぶりに改定された。
新しい薬を含めて重症度ごとに治療法を整理した
「くしゃみ・鼻水型」と「鼻づまり型」などに分け、鼻に噴霧するステロイド


      
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