急性低音難聴

急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)

「耳が詰まった感じ」や「低音が聞き取りづらい」、「耳鳴り」などの“急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)”という症状を訴える人が増えています。
この病気は女性に多く発症し、年齢も20代から高齢者までと幅広いことが分っています。さらに、きちんと治療しないと再発を繰り返し、中にはメニエール病につながる恐れがあります。

急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)の症状
下記のような違和感を耳に感じた場合は、耳鼻咽喉科で診断を受けて下さい。

【急性低音難聴の症状】
・耳が詰まる感覚
・低音が聞き取りづらい
・耳鳴りがする

なぜ、急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)を発症するのか?
・家庭や職場でのストレス
・睡眠不足
・過労

これらが原因となり、内耳にある蝸牛(かぎゅう)にて内リンパ水腫が起こりそれが急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)を引き起こすとされています。

なぜ、メニエール病になるのか?
急性低音難聴とメニエール病の関係については、現在まだはっきりとわかっていません。
急性低音難聴の原因とされている、内リンパ水腫が平衡感覚をつかさどる、三半規管にまで広がると発症すると考えられています。

有酸素運動による治療について
毎日、1時間以上の小汗をかく程度の運動が有効な場合があります。

あなたは大丈夫!?急性低音障害型感音難聴(急性低音難聴)の予備群チェック
10項目のうち、3個以上で“黄色信号”
5個以上で“赤信号”

【急性低音難聴危険度チェック】
・女性である
・睡眠時間が6時間以下
・就寝時間が不規則
・食事時間が不規則
・ほとんど運動をしない
・肩こりや頭痛など 身体に疲労感がある
・職場や家庭でのストレスがある
・完璧主義 きちょうめん 他人の評価を気にする
・趣味がない
・本音で話せる相手がいない

出典
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/05/11/01.html
<関連サイト>
急性低音障害型感音難聴 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/急性低音障害型感音難聴
・acute low-tone sensorineural hearing loss :ALHLともいわれる。
・ストレスや疲労が発症の誘因になること、症状を反復しやすいこと、比較的難聴の予後が良好であるという特徴がある。
メニエール病と同様にグリセロールテストに反応することが多いことから、内リンパ水腫がその病態の1つである可能性も考えられている。
・めまいを伴わない蝸牛型メニエール病の初期や低音障害型の突発性難聴などとの鑑別は困難である。

急性低音障害型感音難聴の改善方法を知ろう
http://l-s-b.org/2014/10/acute-hearing-loss/



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         2015.5.10 撮影