食物アレルギー、尿でわかるかも 検査の負担軽減に期待
食物アレルギー患者の尿に特定の物質が多く含まれることを、東京大の研究チームが見つけた。うまく行けば、尿の成分を調べることで簡単にアレルギーの有無を診断できるようになるかもしれない。
英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に論文を発表した。
東京大農学部の村田幸久(たかひさ)准教授と前田真吾特任助教らは、卵アレルギーを発症させたマウスの尿を分析。
症状が重いマウスほど、アレルギー反応と関係が深い尿中の「PGDM」という物質の濃度が高くなることを見つけた。
PGDMの濃度は、牛乳アレルギーのマウスでも高かった。
さらに、食物アレルギーと診断された複数の患者でも尿を調べたところ、PGDMが高濃度で検出された。ぜんそくやアレルギー性鼻炎の患者では、濃度は健康な人と変わらなかったという。
食物アレルギーを調べるには、採血検査や肌に針を刺す皮膚検査があり、診断の確定にはアレルギーが疑われる食品を口にして症状を見る試験を受ける。
村田さんは「尿検査なら小さな子どもにも負担にならない。食物アレルギーの有無や症状の程度を簡単に評価できる検査法を開発したい」と話している。
<私的コメント>
食物アレルギーの原因となっている食べ物自体は特定できないようです。
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関連サイト
食物アレルギー
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食物アレルギー 食べて治す
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/37747842.html
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食物アレルギー診断マーカーの探索
http://www.sapporoholdings.jp/foundation/jyosei/pdf/list_2016_06.pdf
(今回の新聞記事に関連した内容です)
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[PDF] よくわかる 食物アレルギー 対応ガイドブック - 環境再生保全機構
https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/pdf/archives_24514.pdf
(見やすくかつ詳しく解説されています)
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[PDF] 食物アレルギー緊急時対応マニュアル - 東京都
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/07/DATA/20n7o400.pdf
(エピペンの使用法についても具体的に解説しています)
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赤ちゃんが食物アレルギー反応を起こす原因と症状
http://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/48
(見逃されやすい小児領域の食物アレルギーについて詳述されています)
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