コーヒーと健康

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http://www.his-hotel.com/rail/europe/rail_eurostar.php

最近、「コーヒーで女性の結腸がん(大腸がんの一部)が予防できる」というニュースが
ありました。
コーヒー愛飲家、とりわけ女性にとっては朗報です。


女性はコーヒーで大腸がん予防!?
この研究は、厚生労働省の研究班が10年以上にわたって行った大規模調査(コーヒー摂取と
大腸がんとの関連について ―概要―-厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」
からの成果-)で、40歳~69歳の男女約10万人を対象に、コーヒー摂取と大腸がんの関係を
調べたものです。
とても10年以上にわたる根気のいる研究ですよね。

結果は、女性では、コーヒーを一日3杯以上飲む人は、コーヒーをほぼ飲まない人に比べて
「進行した結腸がん」になるリスクが約半分に低下するということです。

つまり、大腸がんのなかでも一部の「進行がん」の話ですが、コーヒーにはがん予防効果
があるかも知れないという貴重な疫学調査です。

一般的に大腸がんは結腸がんと肛門に近い直腸がんに分けられます。

緑茶ではどうかということも気になりますが、緑茶ではこういった結果は出なかった
そうです。

そして、実はそのメカ二ズムはまだよくわかっていないのです。


ところでコーヒーにはいろいろな良い作用があるといわれています。

例えば、発がんに関係すると言われている、腸内の胆汁酸や中性ステロールの濃度が
抑えられることが出来ます。

また、抗酸化作用や発がん物質に対抗する作用を持つ成分もあるということが
言われています。

この研究は男性にはどうして当てはまらなかったのでしょうか。
はっきりとはしませんが、男性は喫煙やお酒の影響が強く出てしまったと考えれそう
です。
この調査では、その影響を取り除くために、お酒も飲まないしタバコも吸わない男性
を分析してみようとしたようですが、全体の7.3%しかいなかったので、うまく調査
できなかったとのことでした。

女性はコーヒーで大腸がん予防!?
http://allabout.co.jp/health/womenshealth/closeup/CU20070802A/


コーヒーには次のような効果が期待されています。
くわしくは下のサイトをクリックして下さい。

1)大腸がんを予防するかも?
2)糖尿病予防になるかも?
3)肥満予防、ダイエットに効くかも?
4)動脈硬化予防効果があるかも?
5)動脈硬化予防があるかも?
6)ストレスに効くかも?

コーヒーの効能あれこれ
http://allabout.co.jp/health/womenshealth/closeup/CU20070807A/


胃に悪い? お肌に悪い?コーヒー7つの誤解を解く
http://www2.health.ne.jp/library/5000/w5000488.html
男はビタミンB6、女はコーヒーが効果…大腸がん予防
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070801-OYT8T00201.htm
全日本コーヒー協会
http://coffee.ajca.or.jp/health/q05.html
コーヒー摂取と肝がんの発生率との関係について?―概要―
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/24/coffee_liver.html

大腸がんとその予防については、また機会を改めてお話させていただきます。


2013.9.8 追加
■「悪魔のように黒く、地獄のように暑く、天使のように清く、愛のように甘い。汝の名は珈琲(コーヒー)」(フランスの政治家タレーラン
■1日に4杯以上飲む55歳未満は、飲まない人に比べて死亡率が高い(2013年の米国研究チーム)
 コーヒーを毎日飲む人は肝臓がんにかかりにくい(6年前の厚労省研究班の発表)
■悪魔なのか天使なのか?「可否」という当て字もありうる。
■欧州でも古くから、コーヒーが毒か薬かでもめて来た。北欧の王様が2人の囚人にコーヒーと紅茶を飲ませ、どちらが早く死ぬか試したという。この話には、2人ともピンピンしていて、王様が先に死んでしまったというオチがついている。
(2013.8.27 「天声人語」より)

<新聞切り抜き帖>
●「ユーロスター」新路線 英国内でも時速300キロ
英国内での減速が不要になったためパリとロンドン間を現在より20分短い
2時間15分で結ぶという。
<コメント>
両都市間の距離は492キロです。
意外と近いんですね。
昔、目と目が外を向いて離れている場合ロ○パ○と言いました(今でも言うかも知れ
ませんが)。

ユーロスター
http://ja.wikipedia.org/wiki/ユーロスター

●毒キノコ?食べた男性が死亡、2人重症
大阪府内の山で採取したキノコを食べた同府茨木市の男性(67)が食中毒を起こし、
多臓器不全で4日、死亡した。一緒に食べ、腹痛や吐き気などを訴えた男性(63)
と男性(75)も入院。
外見が似ている食用の「クロハツ」と間違え、強い毒がある「ニセクロハツ」を
食べた可能性が高いとみられる。
男性らは2日、4府県の山歩きグループ12人で高槻市内のハイキングに出掛け、
採ったキノコを昼食時にてんぷらにして食べた。
ニセクロハツは食べると約15分で吐き気や下痢、けいれんが起き、2、3日後に
心臓疾患で死亡する場合もある。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/09/05/07.html
<コメント>
長野県などではキノコ狩りで採って来たキノコをボランティアの鑑定員が毒キノコ
でないかを鑑定してくれます。
スーパーなどで鑑定をやっていますが、判断が難しい場合は植物図鑑を見ながら頭
を抱え込んでいます。
もしあたった場合も責任はとってくれません。
採って食べた人の自己責任です。
買っても松茸以外は安いものです。
命を賭けるほどのものでもありません。

「君子危うきに近寄らず」
「虎穴に入らずんば毒キノコを得ず」
「火中の毒キノコを拾う」
「棚から毒キノコ」
「薮から毒キノコ」