口輪筋鍛え「老け顔」防止

「老け顔」防止の記事が出ていました。
普通の人は、生活に追われてこんなことをする時間はありません。
しかし、顔が勝負の人はきっと実行しているんでしょうね。


年齢を重ねるにしたがって、ほおがたるみ、口角が下がる。
小鼻の脇から
下に向かう縦じわも深くなり、いわゆる「老け顔」になってしまう。

老け顔の最大の原因は、加齢による表情筋の衰えだ。
表情筋には、ほおを
引き締める頬筋(きょうきん)や目の周りの眼輪筋、額の前頭筋などがある.
顔のたるみを解消するには、口輪筋を中心に、口元の表情筋を鍛えるとよい。

口輪筋は、唇の周囲を取り囲む筋肉。唇を閉じたりすぼめたりする時に働く
が、普段、意識して動かすことが少なく、加齢とともに衰えやすい。
たくさんの表情筋が口輪筋から放射状に伸びており、口輪筋が弱くなると、
周囲の表情筋もあまり動かなくなってしまうという。

口輪筋トレーニングを行うと、ほおのたるみや小鼻の脇の縦じわを改善し、
口角が上がり、見た目が若々しくなるほか、唾液(だえき)の分泌を促す
効果がある。
ただし、アゴの開閉に問題がある顎(がく)関節症の人は、症状を悪化させる
危険があるので、前もって歯科医師などに相談するのが望ましい。

口を閉じる筋肉が弱くなると、常に口が半開きになり、口で呼吸する癖が
ついてしまうことがある。
口やのどの粘膜が乾燥し、唾液による洗浄・抗菌効果が低下するので、口臭
や虫歯の原因になる。

まずは唇を閉じる力を自分でチェックするとよい。
軽く口を閉じたとき、舌先の位置が上の前歯の後ろにあれば問題ないが、口
を閉じる力が衰えていると、下の前歯の後ろに舌先が付く。

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出典 読売新聞 2009.1.8 (一部改変)
版権 読売新聞社


<番外編>
食欲抑制ホルモン、薬と併用で肥満治療に道
1990年代半ばに発見された食欲抑制ホルモン「レプチン」を別の薬と併用
することで、肥満治療薬として活用できる可能性があることが7日、
ハーバード大メディカル・スクールの研究で分かった。
7日付の米科学誌「セル・メタボリズム」に掲載された。
食欲を抑える効果があるレプチンは発見直後、「夢の抗肥満薬」として
脚光を浴びた。
しかし、実際に肥満の人は脳がレプチンに反応しなくなる抵抗性を示し、
減量効果はないことがのちに判明。実用化への期待はしぼんでいた。
http://health.nikkei.co.jp/news/top/

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