糖尿病の方は年々増えています。
厚労省の「国民・栄養調査」では、糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿
病予備軍)も含めた糖尿病患者数は1997年に約1370万人であったの
が、2007年には実に約2210万人と急激に増加しています。
とりわけ糖尿病予備軍の割合が増えているのが特徴です。
そして2210万人のうち6~7割は定期的検査も治療も受けていません。
厚労省の「国民・栄養調査」では、糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿
病予備軍)も含めた糖尿病患者数は1997年に約1370万人であったの
が、2007年には実に約2210万人と急激に増加しています。
とりわけ糖尿病予備軍の割合が増えているのが特徴です。
そして2210万人のうち6~7割は定期的検査も治療も受けていません。
このように境界型糖尿病とは正常とも糖尿病とも言えないグレーゾーンの
血糖値の範囲のことです。
血糖値の範囲のことです。
しかし、この段階でも、肥満や脂質異常症、高血圧などが重なっていると、
血管の障害が進行し、動脈硬化が早く進行することがわかっています。
この段階を早期発見するのがブドウ糖負荷試験であり、早期治療をすること
により、本格的な糖尿病への進行や糖尿病の合併症を予防することができます。
”まだ糖尿病ではない”と考えるのではなく”もう正常ではない”と考えて、
生活習慣の見直しが必要です。
血管の障害が進行し、動脈硬化が早く進行することがわかっています。
この段階を早期発見するのがブドウ糖負荷試験であり、早期治療をすること
により、本格的な糖尿病への進行や糖尿病の合併症を予防することができます。
”まだ糖尿病ではない”と考えるのではなく”もう正常ではない”と考えて、
生活習慣の見直しが必要です。
ここでは「境界型糖尿病」という言い方で話を進めます。
この境界型糖尿病という診断を医師からつけられたら、真摯に受けとめる必要
があります。
なぜなら、3人に1人は2型糖尿病になり、残りの1/3は境界型のまま、
1/3は正常値に戻るとされています。
この境界型糖尿病という診断を医師からつけられたら、真摯に受けとめる必要
があります。
なぜなら、3人に1人は2型糖尿病になり、残りの1/3は境界型のまま、
1/3は正常値に戻るとされています。
そういったことからも境界型と言われたらその時点で本当の糖尿病にならない
ように手を打たなければなりません。
「境界型」という言葉は、患者さん(!)にとっては非常に都合のいい言葉です。
ように手を打たなければなりません。
「境界型」という言葉は、患者さん(!)にとっては非常に都合のいい言葉です。
糖尿病と考えて真剣にとりくむ必要が患者さん側にも医療提供側にもあるのです。