被曝量、お金に例えると…100円以下は被害小さく

この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
犠牲になられた方々、そしてご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
また、福島第一原発事案(事故)で避難中の方々、そして計画停電中の首都圏の方々にお見舞い申し上げます。
また、被災者支援や原発復旧作業などの災害対策に全力を尽くしてみえる皆様に敬意を表します。



「平時」は年間1ミリ・シーベルトとされる被曝量だが、事故などの際には、本当に健康影響が心配される線量の判断が求められる。
その理解を助ける放射線の“換算表”がある。

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原子力安全研究協会研究参与の岩崎民子さんが、主婦向けの勉強会用に考え出したもので、「お財布の中の1円玉を1ミリ・シーベルトと数えてください」という。
10ミリ・シーベルトは10円玉、100ミリ・シーベルトなら100円玉に置きかえる。

被曝総量が500円になると、一時的にリンパ球細胞が減少するなどの影響があり、千円札(1000ミリ・シーベルト)では、頭痛やめまいなどの症状も起きる。

同じ線量でも被曝時間が短いほど影響が大きく、JCO臨界事故(1999年・茨城県)など、1万ミリ・シーベルトを一瞬に浴びると、死亡など深刻な事態になる。一方、100円玉(100ミリ・シーベルト)以下では、健康被害はないと見られている。

岩崎さんは「1円(1ミリ・シーベルト)以下の世界(マイクロ・シーベルト)では、健康の心配は全くありません」と話している。

出典 読売新聞 2011.4.
版権 読売新聞社


<きょうの一曲> ベートーヴェン 交響曲第7番第3楽章
HQ 【Kleiber】Beethoven:Symphony No. 7 - III. / ベートーヴェン 交響曲第7番第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=0LYxfcGAH7o&feature=related


<自遊時間>
■昨日、石原慎太郎氏が(「日本の心臓部、頭脳部である」東京都の)知事選で4選を確実にしました。
「パチンコと自動販売機で合わせて1000万キロ・ワット近い電力が消費されている国は日本以外にない。こういう生活様式は改めたほうがいい。パチンコする人は我慢なさい、自販機がなくても生きていける」
読売新聞 4月10日(日)21時17分配信


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