嗅覚に障害 最初の症状
■パーキンソン病の典型的な症状は震え、体の硬直や、動作が緩慢になることだ。これらの症状が出るのは病気が始まって数年から十数年たってからとされる。
症状が出るときはドーパミン神経の4分の3が失われているという。
■パーキンソン病の場合も、要因になっているタンパク質「αシヌクレイン」という物質を血中で見つけるとか、単一光子放射断層撮影(SPECT)で脳内の黒質の鉄の増加を見つけるという方法が開発されているが、経費もかかるし、一見健康に見える人を調べるのは経済的に大変だとも指摘されている。
■においはアルツハイマー病の患者でも感覚が低下しているし、高齢者は一般的に嗅覚が低下しているので、パーキンソン病に特異とは言い切れない。
においに障害がある人をSPECTによって調べ、脳内の黒質の鉄の増加を見つけようという試みも始まっている。 (浜松医科大名誉教授・高田明和)
においに障害がある人をSPECTによって調べ、脳内の黒質の鉄の増加を見つけようという試みも始まっている。 (浜松医科大名誉教授・高田明和)
<私的コメント>
初期症状が振戦(ふるえ)の人はパーキンソン病のおよそ3分の2に過ぎないといわれています。
中には振戦が一度も起こらない人もいます。
振戦以外の初期症状には、嗅覚の減弱、体を動かさなくなる傾向、歩行困難、まばたきの回数が減って顔が無表情になる、などがあります。
初期症状が振戦(ふるえ)の人はパーキンソン病のおよそ3分の2に過ぎないといわれています。
中には振戦が一度も起こらない人もいます。
振戦以外の初期症状には、嗅覚の減弱、体を動かさなくなる傾向、歩行困難、まばたきの回数が減って顔が無表情になる、などがあります。
嗅覚が低下するのは、パーキンソン病のために、意識的に大量の空気を吸いこんでにおいをかぐ動作ができないためとも考えられています。
また、記事にもあるように嗅覚に関係する領域の脳神経細胞の変性も一因です。
嗅覚の衰えは食欲がなくなり、その結果として栄養状態が悪くなることもありうるといわれています。
また、記事にもあるように嗅覚に関係する領域の脳神経細胞の変性も一因です。
嗅覚の衰えは食欲がなくなり、その結果として栄養状態が悪くなることもありうるといわれています。
貴重な健康情報の共有化や情報交換を目的に始めたブログですが、記事の引用の制限が強化されますので本日をもってこのブログは閉鎖させていただきます。
今後も、自己研鑽と通院中の患者さんの教育のために非公開ではありますがブログは継続していく予定です。
来院される患者様の説明には引き続きこのブログを利用させていただきます。
このブログは2007年8月5日より始め、約5年にわたり続けて来た我が身の分身のような存在でした。
多くの方とのコメントのやりとりもあり、それらのことを通して数多くの思い出も出来、勉強もさせていただきました。
断腸の思いではありますが、今後の規制強化を鑑み非公開で継続することにしました。
拙いこのブログを見ていただいた方々には本当に感謝します。
長い間、有り難うございました。
皆様もお元気で。