■欧米では
アスピリンが大腸がんの抑制に有効との研究があるが、日本人を対象にした研究はなかった。
同センターなどは今後、実際に大腸がんの予防につながるか、大規模調査で明らかにしたいとしている。
■試験には全国の19施設が参加。
大腸がんの予防でポリープを切除した患者311人を2グループに分け、片方に2年間毎日100ミリグラムの
アスピリンを投与し、もう片方に偽薬を投与した。
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アスピリンを投与したグループでは、偽薬のグループに比べ、大腸ポリープが再発するリスクが4割減少。
非喫煙者に限ると6割以上減り、喫煙者では効果がないことが分かった。