冷え対策 入浴剤も活用

= 冷え対策 入浴剤も活用 = 
「冷え」に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
血流を良くすれば、気になる冷えを緩和する効果があります。
お風呂に入るのは自宅でできる身近で簡単な方法です。

その際には、入浴の効果を高める入浴剤を活用するのがお勧めです。
炭酸ガス系の入浴剤は血行を促進し、硫酸ナトリウムや硫酸マグネシウムがベースのものは保温効果を高めます。

一方、適度に体温が下がるのも、快適な睡眠にとっては大切です。
人は体温が下がるときに眠くなります。
寝る1~2時間前にお風呂に入って体を温めておくと、汗が引いて、ほてりが冷めたころ、自然と眠りに入れます。

逆に「お風呂に入ると眠れない」という方の場合、お湯が熱すぎて興奮状態になっているのが一因かもしれません。
40度ぐらいのぬるめのお湯ならリラックスし、寝つきやすくなります。

でも気持ち良いからと、長く入り過ぎたり、ついうとうとしたりすると、熱中症などの事故につながる可能性もあります。特に高齢者は夜遅くに入るのを避け、入浴前は家族に一声かけましょう。
食事の直前直後の入浴は消化不良の原因になり、飲酒後の入浴は事故につながるおそれがあるので避けて下さい。
肩こりの悩みには、40度で10分、肩までしっかりつかり温め、筋肉の緊張をほぐして下さい。
併せてストレッチすると、四十肩、五十肩予防になります。

入浴剤の選び方
保温効果
硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムが主成分の入浴剤。皮膚のたんぱく質と結合してベールを作る

血行促進効果
炭酸ガス系の入浴剤。入浴中の血流増加効果や、入浴後の保温効果もある

清浄効果     
炭酸水素ナトリウム(重曹)や炭酸ナトリウムで肌の清浄効果がある

清涼効果   
炭酸水素ナトリウムの清浄効果とメントールペパーミントオイルなどの清涼効果で涼しく入浴できる

参考・引用一部改変 2017.2.20

参考
自宅で簡単!炭酸泉入浴剤を使ってエステ気分に
http://www.asahi.com/ad/furozuki/beauty/20150603_03.html

冷えに効果的!生姜の力でぽかぽか温まろう
http://www.asahi.com/ad/furozuki/furo/20151130_02.html