インフルエンザの患者が例年より早く増えている。
厚生労働省は、人にうつさないための「咳(せき)エチケット」を提唱し、
マスク着用を呼びかけはじめた。マスクで児童のインフルエンザ発症を減らした
とする共同研究も発表された。
厚生労働省は、人にうつさないための「咳(せき)エチケット」を提唱し、
マスク着用を呼びかけはじめた。マスクで児童のインフルエンザ発症を減らした
とする共同研究も発表された。
国立感染症研究所(東京)によると、1医療機関当たりのインフルエンザの患者数は、
研究所が全国で定点調査を始めた1987年以降、この時期としては過去最多。
例年より1か月早く増えている。
27日に発表された今月12~18日の集計では北海道で急増中のほか、
神奈川、千葉、東京、和歌山、兵庫、沖縄などで目立っている。
厚労省では、感染拡大を防ぐため、今季、「咳エチケット」の呼びかけをはじめた。
もともとアメリカで提唱されていたものだが、新型インフルエンザ対策の中で、
日本でも取り入れられることが決まった。
研究所が全国で定点調査を始めた1987年以降、この時期としては過去最多。
例年より1か月早く増えている。
27日に発表された今月12~18日の集計では北海道で急増中のほか、
神奈川、千葉、東京、和歌山、兵庫、沖縄などで目立っている。
厚労省では、感染拡大を防ぐため、今季、「咳エチケット」の呼びかけをはじめた。
もともとアメリカで提唱されていたものだが、新型インフルエンザ対策の中で、
日本でも取り入れられることが決まった。
「咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむける」
「使用後のティッシュは、すぐにふた付きのごみ箱に捨てる」
「症状のある人は、マスクを正しく着用し、感染防止に努める」
の3か条を呼びかけるポスターを同省が作製、全国の保健所に配布した。
「使用後のティッシュは、すぐにふた付きのごみ箱に捨てる」
「症状のある人は、マスクを正しく着用し、感染防止に努める」
の3か条を呼びかけるポスターを同省が作製、全国の保健所に配布した。
マスクをしないで、咳をすると、目には見えなくても、微小なつばなどのしぶき
(飛まつ)が周辺2メートル程度に飛び散るという。
「インフルエンザウイルスは飛まつの中に大量にいて、吸い込むと感染する。
感染拡大を防ぐにはマナーの向上が必要」と厚労省の担当者は話す。
ウイルスは極めて小さく、ウイルスだけが空気中を漂っている場合は、マスクを
していても通過する。
だが、飛まつの大部分はマスクで防ぐことができる。
実際、インフルエンザにかかっていなくても、マスクを着用することで予防になることが、
ユニ・チャーム(東京)と関西医科大学の共同研究で分かった。
この研究は今年2~3月に、東京・荒川区内の小学校で行われた。1~6年の児童
254人を、登下校時と清掃時にマスクをつける児童とつけない児童に分け、
それぞれのインフルエンザ発症率を調べた。
マスクは市販されている、顔の形状に沿った「立体型」と呼ばれるものを使用した。
その結果、期間中マスクをつけた児童でインフルエンザにかかったのは151人
のうち3人(発症率2・0%)。一方、マスクをつけなかった児童は103人のうち
10人(同9・7%)だった。
同時期の荒川区内の小学校全体の発症率(平均値)は8・2%だった。
研究にあたった同大医学部准教授(耳鼻いんこう科)の久保伸夫さんは「より多くの
子どもたちにマスクをするよう勧めたい」と話す。
(飛まつ)が周辺2メートル程度に飛び散るという。
「インフルエンザウイルスは飛まつの中に大量にいて、吸い込むと感染する。
感染拡大を防ぐにはマナーの向上が必要」と厚労省の担当者は話す。
ウイルスは極めて小さく、ウイルスだけが空気中を漂っている場合は、マスクを
していても通過する。
だが、飛まつの大部分はマスクで防ぐことができる。
実際、インフルエンザにかかっていなくても、マスクを着用することで予防になることが、
ユニ・チャーム(東京)と関西医科大学の共同研究で分かった。
この研究は今年2~3月に、東京・荒川区内の小学校で行われた。1~6年の児童
254人を、登下校時と清掃時にマスクをつける児童とつけない児童に分け、
それぞれのインフルエンザ発症率を調べた。
マスクは市販されている、顔の形状に沿った「立体型」と呼ばれるものを使用した。
その結果、期間中マスクをつけた児童でインフルエンザにかかったのは151人
のうち3人(発症率2・0%)。一方、マスクをつけなかった児童は103人のうち
10人(同9・7%)だった。
同時期の荒川区内の小学校全体の発症率(平均値)は8・2%だった。
研究にあたった同大医学部准教授(耳鼻いんこう科)の久保伸夫さんは「より多くの
子どもたちにマスクをするよう勧めたい」と話す。
「家庭内でも感染対策をしっかりしましょう」
家庭内でマスクをつけることも感染防止につながる。
日本臨床内科医会インフルエンザ研究班副班長で、廣津(ひろつ)医院(川崎市)
の廣津伸夫さんは「家庭内では、インフルエンザの子どもを看病した母親に感染
するケースが目立つ。看病人も家の中でマスクをすることが予防に役立つだろう」
と話す。
患者の熱が下がると安心してしまいがちだが、数日間は体内にウイルスが残って
いるという。「油断しないでほしい」と廣津さんはアドバイスしている。
http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=1383
家庭内でマスクをつけることも感染防止につながる。
日本臨床内科医会インフルエンザ研究班副班長で、廣津(ひろつ)医院(川崎市)
の廣津伸夫さんは「家庭内では、インフルエンザの子どもを看病した母親に感染
するケースが目立つ。看病人も家の中でマスクをすることが予防に役立つだろう」
と話す。
患者の熱が下がると安心してしまいがちだが、数日間は体内にウイルスが残って
いるという。「油断しないでほしい」と廣津さんはアドバイスしている。
http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=1383
<診察室>
齢を重ねるにつれ海岸や川岸に行った時などに転がっている石が
気になるようになります。
自分の父親がそうでした。
そしてたしか昭和天皇もそんな趣味があった(あらせられた?)と思います。
不思議なものです。
齢を重ねるにつれ海岸や川岸に行った時などに転がっている石が
気になるようになります。
自分の父親がそうでした。
そしてたしか昭和天皇もそんな趣味があった(あらせられた?)と思います。
不思議なものです。
先日、胆嚢(のう)の超音波検査をした時のことです。
その方は70歳台のJさんで、お薬で胆石を溶かしたいという希望である種の
胆石溶解剤を服用し続けていただいています。
その方は70歳台のJさんで、お薬で胆石を溶かしたいという希望である種の
胆石溶解剤を服用し続けていただいています。
私「以前は溶けそうな時もあったんですが、今は完全に石になってますよ。
エコーで見たところ、さざれ石もたいです。」
そう言ったところで、今年の夏にある海岸に行って素敵(?)な石を拾って
診察室の床に転がしてあるのを思い出しました。
私「これ、さざれ石みたいでしょ。実は女房に自慢して見せたら、
これは小石の混ざったコンクリートの破片よ、と言って一笑に付されました。」
Jさん「先生、石を集める趣味があったんですか。私もボケ防止に盆石という
のをやってて石を集めてんですよ。」
私「石はおなかにもうできてますから、もう集めなくてもいいですよ。
そういえばお婿さんもこの前に尿管結石でみえましたね。」
Jさん「先生、笑わせないで下さい。」
エコーで見たところ、さざれ石もたいです。」
そう言ったところで、今年の夏にある海岸に行って素敵(?)な石を拾って
診察室の床に転がしてあるのを思い出しました。
私「これ、さざれ石みたいでしょ。実は女房に自慢して見せたら、
これは小石の混ざったコンクリートの破片よ、と言って一笑に付されました。」
Jさん「先生、石を集める趣味があったんですか。私もボケ防止に盆石という
のをやってて石を集めてんですよ。」
私「石はおなかにもうできてますから、もう集めなくてもいいですよ。
そういえばお婿さんもこの前に尿管結石でみえましたね。」
Jさん「先生、笑わせないで下さい。」