咳エチケット

イメージ 1

高島常雄 丘の上の町 油彩8号
http://page19.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/x27709059?u=;artfolio11


インフルエンザ「咳エチケット」提唱、予防に全力

厚労省 「マスクして」

インフルエンザの患者が例年より早く増えている。
厚生労働省は、人にうつさないための「咳(せき)エチケット」を提唱し、
マスク着用を呼びかけはじめた。マスクで児童のインフルエンザ発症を減らした
とする共同研究も発表された。

国立感染症研究所(東京)によると、1医療機関当たりのインフルエンザの患者数は、
研究所が全国で定点調査を始めた1987年以降、この時期としては過去最多。
例年より1か月早く増えている。
27日に発表された今月12~18日の集計では北海道で急増中のほか、
神奈川、千葉、東京、和歌山、兵庫、沖縄などで目立っている。
厚労省では、感染拡大を防ぐため、今季、「咳エチケット」の呼びかけをはじめた。
もともとアメリカで提唱されていたものだが、新型インフルエンザ対策の中で、
日本でも取り入れられることが決まった。

「咳・くしゃみの際にはティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りの人から顔をそむける」
「使用後のティッシュは、すぐにふた付きのごみ箱に捨てる」
「症状のある人は、マスクを正しく着用し、感染防止に努める」
の3か条を呼びかけるポスターを同省が作製、全国の保健所に配布した。

マスクをしないで、咳をすると、目には見えなくても、微小なつばなどのしぶき
(飛まつ)が周辺2メートル程度に飛び散るという。
「インフルエンザウイルスは飛まつの中に大量にいて、吸い込むと感染する。
感染拡大を防ぐにはマナーの向上が必要」と厚労省の担当者は話す。
ウイルスは極めて小さく、ウイルスだけが空気中を漂っている場合は、マスクを
していても通過する。
だが、飛まつの大部分はマスクで防ぐことができる。
実際、インフルエンザにかかっていなくても、マスクを着用することで予防になることが、
ユニ・チャーム(東京)と関西医科大学の共同研究で分かった。
この研究は今年2~3月に、東京・荒川区内の小学校で行われた。1~6年の児童
254人を、登下校時と清掃時にマスクをつける児童とつけない児童に分け、
それぞれのインフルエンザ発症率を調べた。
マスクは市販されている、顔の形状に沿った「立体型」と呼ばれるものを使用した。
その結果、期間中マスクをつけた児童でインフルエンザにかかったのは151人
のうち3人(発症率2・0%)。一方、マスクをつけなかった児童は103人のうち
10人(同9・7%)だった。
同時期の荒川区内の小学校全体の発症率(平均値)は8・2%だった。
研究にあたった同大医学部准教授(耳鼻いんこう科)の久保伸夫さんは「より多くの
子どもたちにマスクをするよう勧めたい」と話す。

「家庭内でも感染対策をしっかりしましょう」
家庭内でマスクをつけることも感染防止につながる。
日本臨床内科医会インフルエンザ研究班副班長で、廣津(ひろつ)医院(川崎市
の廣津伸夫さんは「家庭内では、インフルエンザの子どもを看病した母親に感染
するケースが目立つ。看病人も家の中でマスクをすることが予防に役立つだろう」
と話す。
患者の熱が下がると安心してしまいがちだが、数日間は体内にウイルスが残って
いるという。「油断しないでほしい」と廣津さんはアドバイスしている。
http://www.carenet.com/news/det.php?nws_c=1383

<診察室>
齢を重ねるにつれ海岸や川岸に行った時などに転がっている石が
気になるようになります。
自分の父親がそうでした。
そしてたしか昭和天皇もそんな趣味があった(あらせられた?)と思います。
不思議なものです。

先日、胆嚢(のう)の超音波検査をした時のことです。
その方は70歳台のJさんで、お薬で胆石を溶かしたいという希望である種の
胆石溶解剤を服用し続けていただいています。

私「以前は溶けそうな時もあったんですが、今は完全に石になってますよ。
エコーで見たところ、さざれ石もたいです。」
そう言ったところで、今年の夏にある海岸に行って素敵(?)な石を拾って
診察室の床に転がしてあるのを思い出しました。
私「これ、さざれ石みたいでしょ。実は女房に自慢して見せたら、
これは小石の混ざったコンクリートの破片よ、と言って一笑に付されました。」
Jさん「先生、石を集める趣味があったんですか。私もボケ防止に盆石という
のをやってて石を集めてんですよ。」
私「石はおなかにもうできてますから、もう集めなくてもいいですよ。
そういえばお婿さんもこの前に尿管結石でみえましたね。」
Jさん「先生、笑わせないで下さい。」