アルツハイマー病の脳画像調査

イメージ 1

イメージ 2

藤本東一良「新緑蓼科高原」F6号
http://page12.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p104523476?u=;ga_vision2004

アルツハイマー病 脳画像調査 大規模臨床 来月から


新診断手法を開発 11年度メド 600人のデータ収集


アルツハイマー病患者らの脳画像を大量に収集し、新しい診断手法を開発する大規模臨床研究
が3月に始まる。
全国34カ所の医療機関で、2011年度までに計600人の患者、健常者らの脳画像や血液
などを収集する。
脳の萎縮や発症の引き金となる物質の蓄積などを手掛かりに、発症の有無や進行の度合いを
正確に診断できるようにすることを目指す。
        
研究は「J-ANDI」というプロジェクトで東京大学の岩坪威教授がプロジェクトリーダーを
務める。
国立精神・神経センターなど全国の公的研究機関・大学のほか、エーザイなど製薬会社10社
と画像機器メーカー7社が参加。

被験者の登録に着手しており、3月にも研究が始まる見通し。

計画では、軽症のアルツハイマー病患者150人に加え、発症の前段階とされる軽度認知障害
の患者300人、健常者150人の脳画像の変化などを最長3年間にわたって追跡調査。
脳内で記憶を担う海馬の萎縮や、原因物質アミロイドベータの脳内への蓄積度合いなどを、磁気
共鳴画像装置(MRI)、陽電子放射断層撮影装置(PET)で調べる。
血液や脳脊髄(せきずい)液も収集し、発症や進行の度合いなどを図る手掛かりとなる成分の
特定も目指す。

現在、アルツハイマー病の診断は患者に様々な質問に答えてもらうことで認知機能を測る手法
が一般的。
正確に診断できるようになれば、新薬の臨床試験も大幅に効率化できると期待されている。


アルツハイマー
代表的な認知症で、脳の細胞が死滅して記憶障害
などが現れる。
国内の推定患者数は約150万人。
脳にアミロイドベータというたんぱく質がたまることが原因とされる。
根治療法はないが、アミロイドベー夕の蓄積を妨げる薬が国内外で臨床試験の段階にある。

日経・朝刊2008.2.25
版権 日経新聞


アルツハイマー病を患った画家の絵の変遷
http://10e.org/mt2/archives/200610/280214.php
(実際に描かれた絵が紹介されています。誰とはいえませんが、晩年に画風が変わった
著名画家の何人かはアルツハイマーだったかも知れません) 
アルツハイマー
http://www.positron.tmig.or.jp/case/alzheimer_J.html
(実際の症例が紹介されています)

アルツハイマー病と画像
http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/ALZgazou9908.html
(かなり専門的な内容です)

アルツハイマー病のプラークは1日で形成される
http://www.drakahige.com/NEWS/DAILY/2008/2008021802.shtml
最新の画像技術を用いた研究により、アルツハイマー病の前兆とされるアミロイド斑
プラーク)がわずか24時間で形成されることが、英科学誌「Nature」2月7日号で
報告された。アミロイド斑は、アミロイドβ(ベータ)蛋白(たんぱく)が蓄積した
もので、アルツハイマー病患者の脳にみられる。


医療専門のブログは別にあります。
井蛙内科開業医/診療録 
http://wellfrog.exblog.jp/
(内科専門医向けのブログです)
葦の髄から循環器の世界をのぞく
http://blog.m3.com/reed/
(循環器専門医向けのブログです)