インフルエンザ、早めの流行

インフルエンザ、早めの流行 患者が急増

国立感染症研究所は2日、全国5000の医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が、
先月17~23日の週に急増したと発表した。

1定点(医療機関)当たりの報告数でみると、過去10年で最も早く流行入りした昨季に
次ぐ多さ。
一部地域では既に流行しており、感染研は、比較的早期に全国に広がる可能性があると注意
を呼びかけている。

感染研によると、11月17~23日のインフルエンザ患者数は2632人。
1定点当たり0・56人で、前週の0・31人を大きく上回った。
昨季同期(1・53人)に次ぐ高い値を示した。
流行開始の判断は、「1定点当たり1人」が目安となるが、既に山梨(5・3人)、
島根(2・5人)、和歌山(1・6人)などでは超えた。ウイルスはA香港型、Aソ連型、
B型がそれぞれ確認されている。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081202-OYT8T00453.htm
出典 読売新聞 2008.12.2
版権 読売新聞 社
<コメント>
当院では12月3日にインフルエンザ第一号(A型)の患者さんが来院されました。
お子さんが、小児科でインフルエンザと診断されており家族内感染の症例です。
例年より1~2週間早い出足です。


新型インフルには高性能マスク、一般の人も買えます

新型インフルエンザの発生が懸念される中、米国労働安全衛生研究所の基準に適合した
「N95」マスクが出荷前に担当者による検査を受けている。

繊維や糸を織らずに加工した不織布(ふしょくふ)大手の日本バイリーン(本社・東京都
千代田区)で製造される「N95」マスクは、厚生労働省による「新型インフルエンザ
対策ガイドライン」においても患者に近づく可能性のある場合に着用が規定されている
医療用マスク。
高性能のマスクとして家庭用にも発売されている。

同社によると「N95」タイプのマスクは、ガス、電力、鉄道などライフライン
(生活物資補給路)関連企業を中心に注文を受け、前年度に比べ出荷量が急増している
という。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081129-OYT1T00506.htm?from=nwlb
出典 読売新聞 2008.11.29
版権 読売新聞 社


寝る時マスク 乾燥防ぐ

同じ空気でも、暖めると湿度は下がる。エアコンが普及したため、オフィスでも自宅でも、
のどは乾燥にさらされている。
乾燥を防ぐために様々なグッズも利用したい。

「のどを潤わせることは風邪の予防に役立ち、風邪の症状を和らげるのにもよい」と話す
のは、のど関連商品の開発を担当している小林製薬(本社・大阪市)の主任研究員、
山下昌宏さん。

のどの粘膜には繊毛があり、外気の汚れや細菌、ウイルスを外へ運び出す。
粘膜が乾燥すると、繊毛は堅くなって動きが鈍り、病原体に感染しやすくなるという。

最も手軽な便利グッズは「のどあめ」だ。唾液(だえき)(だえき)の分泌が増えて保湿に
役立ち、唾液には抗体が含まれるので免疫力も向上する。
医薬品のトローチなどは炎症を取る作用があるので、のどがイガイガするなどの症状がある
時に使う。

こまめな水分補給も大事だ。
フルーツジュースやはちみつジュースなど、粘りけのある甘い飲み物は、のどに栄養を与え、
水分を保ちやすい。

暖房した部屋には、加湿器があるとよい。
ただし雑菌が繁殖しないよう、タンクの洗浄などで清潔に保つ。

注意したいのは睡眠時。唾液などの分泌が減り、うっかり口を開けて寝ていると、さらに
水分を奪われる。

簡単な対策は、マスクをつけて眠ること。
吐く息の水分で、吸う空気の湿度が保たれる。小林製薬の実験では、外気の湿度が約40%
の時、マスクをつけて3分後には内側の湿度が約80%に上がった。

もちろん昼間にマスクをつけてもよい。
保湿効果の高い使い捨ての「ぬれマスク」などもあり、とくに飛行機など乾燥の激しい空間
で重宝する。

肌だけでなく、のども保湿ケアが大切だ。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/plus/20081201-OYT8T00460.htm?from=nwlb
出典 読売新聞 2008.12.1
版権 読売新聞 社


<番外編>
学生「読売」、現役「日経」、退職後「朝日」世代別新聞購読
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0812/03/news119.html  2008年12月03日
新聞に関するインターネット調査によると、購読銘柄で顕著なのが、若年世代が読売新聞、
現役世代が日経新聞、定年退職世代が朝日新聞であることが分かった。
9月17日~10月2日、「DIMSDRIVE」調べ。

朝日新聞の9月中間、最終赤字103億円 広告不振で初の赤字に
朝日新聞社が21日発表した2008年9月中間連結決算は、営業損益が5億円の赤字(前年同期は
74億円の黒字)になった。
販売部数の減少や広告収入の落ち込みなど新聞事業の不振が響いた。
テレビ朝日株の売却損などで44億円の損失を計上し、最終損益も103億円の赤字(同47億円
の黒字)だった。
 
同社が中間決算で営業赤字や最終赤字になるのは、中間決算の公表を始めた00年9月以降初めて。
売上高は4.4%減の2698億円だった。(01:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081121AT1D210CI21112008.html
出典 NIKKEI NET
版権 日経新聞
<コメント>
ちなみに朝日新聞にはこの記事は載っていなかったようです。
新聞離れが進んでいます。
「社説」「天声人語」に切れがありません。
夜9時のNHKニュースの男性コメンテーターみたいに無難路線です。

ニュースといえば昨夜のこの番組で女性アナウンサーが
天皇陛下は公務を公務を取りやめて「いますが」
と報道していました。
報道ステーションだったかも知れませんが記憶間違いでなければNHKです。

こんな時代になってしまいました。

誰もこの表現が適切でないと思わない報道スタッフ。
逆に意図的に言ったとも勘ぐってしまいます。
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読んでいただいて有難うございます。
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