がんの発生は不可避、発生は遅らせる!?

加齢とともにがんの発生する機会が増えます。
考えてみればとても怖いことです。
そこでがんにかかることな仕方ないとしてもかかる年齢を出来るだけ遅く
しようといった考え方が出て来ます。

京都府医大の吉川敏一教授が書かれた新聞記事を紹介させていただきます。

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出典 日経新聞・夕刊 2009.4.17
版権 日経新聞

<関連サイト>
がんの3割以上は食事・運動・適正体重で予防可能
http://mhlab.jp/calendar/seikatsusyukanbyo_01/2009/03/003390.php


がん予防について
http://www.1kampo.com/prevention.html

免疫とがん予防・免疫と癌治療
http://www.menekiplaza.com/ganyobou.html


がんを防ぐ食生活の14か条
http://www.gan-osaka.or.jp/gannituite/food.html

がんを予防する食生活のコツ
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000510.html

がん予防のための食生活・予防食品
http://allabout.co.jp/gs/cancer/subject/msub_cate02.htm

食生活ウォッチング ヘルスガイド VOL.6 がんの予防1
http://jmnc.primuss.com/watching/healthguide99.htm


がん予防は誰にでもできる食生活改善から
http://oiicv.creditrevelations.com/cancer-prevention/


癌を予防する食生活
http://www2.neweb.ne.jp/wc/hooko/GAN.HTML


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2009.4.19

がんの4割が予防できる!
米がん研究財団(本部・ワシントン)と世界がん研究基金(本部・ロンドン)は、
「がん予防に役立つ食生活の改善で世界のがんの4割は予防できる」
との調査結果を発表し、がん予防15ヶ条を提唱しました。
14条には「栄養補助食品」の項目があり、
「勧告の他項目(14項目)に従えば摂取不要」としています。
この解釈が少し難しいところです。

栄養補助食品を扱う業者は「14項目に従えなければ、栄養補助食品は必要」という解釈をします。
そして彼らには、“栄養補助食品"という条項が盛り込まれたという事は、がん予防には栄養補助食品が必要であるという見解になります。

- 米がん研究財団、“健康食品”を含んだがん予防15ヶ条を提唱 -
がん予防15ヶ条
1 食事:主に植物性の食物を選ぶ
2 体重維持:BMIを18.5~25に維持し、成人になって5kg以上体重を増やさない。
3 運動の維持:1日1時間の活発な歩行と週最低1時間の激しい運動
4 野菜・果物:豊富な種類の野菜、果物を1日400~800g食べる
5 他の植物性食品:豊富な種類の穀類・豆類・根菜類を1日600~800g食べる
6 アルコール飲料:勧められない。飲むなら男性は1日2杯以下、
女性は1杯以下にひかえる。1杯はビール250ml、ワイン100ml、ウイスキーなどは25ml相当
7 肉(牛、豚、羊肉):1日80g以下。魚肉・トリ肉の方がいい
8 全脂肪:動物性脂肪食品の摂取をひかえ、植物性脂肪を適度に摂取する
9 食塩:成人は1日6g以下。調味料にはハーブやスパイスを使う
10 貯蔵:カビ毒汚染の可能性のある長期貯蔵の食品は食べない
11 保存:腐敗しやすい食品は冷蔵保存する
12 添加物・残留物:適切な規制下では問題ない
13 料理:焦げた食品は食べられない
14 栄養補助食品:勧告の他項目に従えば摂取不要
15 たばこ:吸わない

BMI=体重(kg)÷身長÷身長(m)


<番外編>
がん予防に効果的とされる食物はいくつかあります。
しかし、世界保健機関(WHO)や、国際がん研究機構(IARC)などが組織した委員会が、がん予防に関する世界の科学論文を評価したところ、がんを防ぐ可能性が高い食べ物は「野菜・果物」だけでした。
いろいろな種類の野菜や果物を毎日少なくとも400グラム取り続ける、とくに野菜は毎食採るのが良いそうです。

<400グラムの目安>
トマト    2個
ブロッコリー 1株
ニンジン   2本
タマネギ   2個
大根     半分
リンゴ    1個
バナナ    2本

要するに、「野菜・果物」以外では食物でがん予防効果が確認されていないとのことです。
そして目標の400グラムを摂取するのには毎食野菜や果物をとる感覚で食事をすればよいということになります。