週１回30分のトレーニングで、ダイエット、筋肉量アップ、肌の活性化などに効果的な
トレーニング方法があるとのことです。
そんな方にお勧めなのが加圧トレーニングという方法です。
最近、朝日新聞の健康欄でもとりあげられました。

このトレーニング法はプロスポーツ選手や芸能人が筋トレやダイエットにとり入れて
一躍有名になりました。

腕と脚の付け根に専用ベルトを巻き、血流を抑えながらトレーニングすると、軽い運動
でも効果は上がるということのようです。

加圧トレーニングって何？

加圧トレーニングとは、腕と脚の付根に専用のベルトを締め、個人に合った適正な圧力
を加えて血流量を制限してトレーニングを行う方法です。
専用のベルトで「適正な圧力」をかけて血流を制限しているのであって、止めている
わけではないので問題ありません。
加圧トレーニングは専用のベルトと適切な圧力をバンドにかけられる指導者（加圧
インストラクター）の管理の下、行う事が必要です。

低・短・短で効果抜群!!　　「低負荷」、「短時間」、「短期間」

その特徴は極めて低負荷（最大筋力の20%～30%）でトレーニングする方法にも関
わらず、高負荷（最大筋力の80%）と同等もしくはそれ以上の効果を得られると言
われています。
加圧トレーニングは体内環境を変化させる事が目的であり、筋肉の損傷は少ないので、
回復にかかる時間が大幅に短縮されます。

大量の成長ホルモンが分泌される

加圧トレーニングは、ベルトの圧迫下で運動を行うため、血液による筋肉への酸素
供給が制限されて、筋肉内がどんどん低酸素状態になっていきます。
筋肉の回復に必要な酸素が制限されると、持久力に優れていてるが力を発揮するには
大量の酸素を必要とする、筋肥大しにくい「遅筋繊維」の活動は制限されます。
一方、筋肥大しやすい「速筋繊維」の活動が促されます。

加圧ベルトを締めることで、回復しにくい環境が作られるます。
その結果、運動している部位には大量の疲労物質（乳酸）が溜まってきます。
そして、この乳酸が溜まってくると、回復させようとする反応も高まり、成長
ホルモンが大量に分泌されるのです。

ケガをして関節を上手く動かせない方や、高齢で重いものが持てない方にもおすすめ
できるトレーニング方法というわけです。