熱中症死、昨年最多

熱中症死最多の1718人 昨年、65歳以上が8割

厚生労働省は24日、2010年の熱中症による死者が1718人に上り、過去最多を記録したと発表した。
これまでの最多は07年の904人で、約2倍に達した。

厚労省によると、年齢別では、65歳以上が1362人(全体の79・3%)で、高齢者が大半を占めた。場所別では、家の中や庭が783人(同45・6%)と、半数近くが身近な場所で熱中症になっていた。

亡くなった1718人のうち、男は920人、女は798人。
都道府県別では東京が272人と最多で、大阪139人、埼玉124人と続いた。
最も少なかったのは沖縄の4人で、次いで長崎・大分が各7人だった。

厚労省の担当者は「昨年は猛暑だったことが原因とみられる。原発事故の影響で節電が叫ばれているが、気温や湿度が高い日は無理に我慢せず、扇風機やエアコンを使い、熱中症を防いでほしい」と話している。

<私的コメント>
なぜ今頃になって昨夏のデータの発表?という感もあります。
納税シーズン前に脱税摘発のニュースを意図的に流すのとは違うのでしょうが。
ここは素直に考えましょう。

さて、この記事で欠落しているのは独居老人に多い、とかエアコンが部屋についてない、とかいった生活環境です。
都市部に多いというのは、そういったことなのかな、と気にかかります。

出典 共同通信 2011.6.27
版権 共同通信社





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