2020-01-01から1年間の記事一覧

変異コロナ感染力強く? 治療、効果減恐れ

変異コロナ感染力強く? 治療、効果減恐れ 東大など動物実験 新型コロナウイルスが遺伝子変異により感染力を増したことを動物実験で確かめたと東京大学などが報告した。 人で同じことが起きているとは断言できないが、ウイルスに変異が生じることでワクチン…

「冬季うつ」を見逃すな

「冬季うつ」を見逃すな 日中に眠気、甘いもの食べ過ぎ… まず日光、運動は無理せず 秋から冬にかけて気分が落ち込み体調も優れないが、春が近づくにつれて回復する「冬季うつ」。 時期が限られるうえに通常の「うつ病」と異なる特徴もあるため病気と気づきに…

フェースシールド、小さな飛沫は100%近く漏れ

フェースシールド、小さな飛沫は100%近く漏れ スパコンで実験 新型コロナウイルスの感染対策として、一般の人でもフェースシールドをつける人が増えてきた。マスクに比べて息苦しくなく、口元も見えるという利点がある。だが肝心の予防効果は、低いよう…

クラスター予防、「五つの場面」避けて

クラスター予防、「五つの場面」避けて 政府分科会呼びかけ 各地でクラスター(感染者集団)が起き、急速な感染拡大の恐れが指摘される新型コロナウイルス。 これまでの分析で「3密」だけでなく、お酒を飲む大人数の会食や仕事の合間の休憩時間といった「五…

注意したい抗血栓薬リスク

転倒後に容体急変・・・死亡も 注意したい抗血栓薬リスク 血液の流れをよくする効果があり、脳梗塞や心筋梗塞の患者らに使われる「抗血栓薬」。 服用する患者は転倒して頭をぶつけた場合、医療機関を受診するよう医師らが呼び掛けている。 脳内で出血すると…

新型コロナ、脳まで侵入か

意識失い嘔吐、記憶あいまい 新型コロナ、脳まで侵入か 新型コロナウイルスは脳にも感染し、「深刻な脳障害を起こす恐れがある」という報告が相次ぐ。 髄膜炎や脳炎、意識障害のほか、記憶障害が出る人もおり、後遺症が心配される。脳の中で何が起きているの…

新型コロナで「再感染」

感染した人でも予防策が必要か 自然感染で集団免疫を 新型コロナで「再感染」 1度かかっても安心できず? 新型コロナウイルスに感染して回復したあと、再び感染が確認されたケースが相次いでいる。 「同じウイルスでの症状が治まりきらないうちに、また悪化…

首筋を支えてぐっすり快眠

首筋を支えてぐっすり快眠 タイプ別、自分に合う枕選び 高さと感触カギ コロナ禍、洗える素材や昼寝用人気 ぐっすり眠りたいのに枕が合わず、様々な不調に悩んでいる人も多いのではないだろうか。 自分に合った枕はどう選べばいいのか。 枕が低すぎるとあご…

大腸憩室出血

中高年襲う突然の大量下血 「大腸憩室出血」に備える 便器が真っ赤になるほどの大量の下血が突然起きる大腸憩室出血。 痛みなど前兆がなく、中高年に多く発生する疾病だ。 大腸の粘膜が袋状に飛び出した憩室が、年齢を重ねるにつれて数が増えていき、出血に…

マスク着用で口呼吸が習慣化

マスク着用で口呼吸が習慣化 体調不良の要因に 人は通常、鼻で呼吸をするが、口で呼吸をしてしまうこともある。 口呼吸が習慣になれば、感染症のリスクを高めるなど体調不良を引き起こす。 人間の鼻は優れた加温・加湿機能が備わった空気清浄機に例えられる…

不調の原因、体内時計の乱れ

不調の原因、体内時計の乱れ 起床後の食事でリセット 私たちの体に備わる「体内時計」のリズムの乱れは、心身に様々な不調を引き起こす。その要因の一つとなるのが、不規則な食事だ。 「いつ、何を、どれくらい食べるか」を意識した食習慣を身につけたい。 …

突然の過呼吸

突然の過呼吸、焦らずに 不安や緊張で年齢問わず発症 「過呼吸」と聞くと、テレビドラマや映画でみるように、ショックを受けた若い女性がなるものというイメージを持つ人が多いかもし「れない。 だが年齢や心身の状態を問わず、症状が表れる場合がある。 一…

過活動膀胱 新しい薬や治療法

尿漏れ もう悩まないで 新しい薬や治療法、健康保険適用に 膀胱の過度な収縮防ぐ 高齢者を中心に尿漏れを引き起こす過活動膀胱の新しい治療法が広がっている。 副作用の少ない新薬が健康保険の適用になったほか、ボツリヌス菌の毒素を注射して膀胱の過度な収…

夜間のトイレ

夜中に何度もトイレ…就寝の習慣を見直そう 夜中に起きてトイレに行く。 その回数が増えて、眠れなくなったなどということはないだろうか。 こうした現象は加齢とともに増えていくが、不眠は尿のトラブルとも複雑に絡み合っているとされる。 2009年に全国で実…

成人喘息に注意

成人ぜんそくに注意 昔、無縁でも30代以降に発症も 子供の病気という印象が強い気管支喘息だが成人の患者も少なくない。 アレルギー性が大半の子供と比べ、過労なども影響する成人は治りにくいとされる。 しかし早期の治療と予防で、健康な生活は保てる。 気…

眠りの浅い「レム睡眠」と死亡リスク

眠りの浅い「レム睡眠」 少ないと死亡リスク高まる? 睡眠時間に占める「レム睡眠」(眠っているときに眼球が素早く動く、浅い眠りの状態)の割合が低い人ほど死亡リスクが高いことが、米国で行われた研究で明らかになった。 レム睡眠とノンレム睡眠が健康に…

2020.12.4

2020.12.4

うがいの予防効果 はっきりせず

うがいの予防効果 はっきりせず 厚労省「科学的根拠ない」 風邪などの感染予防で呼びかけられることが多い「うがい」。 新型コロナウイルス対策で、世界保健機関(WHO)や厚生労働省などが手洗いやマスク着用を勧めているが、うがいの効果については、はっき…

「じんましん」の7割は原因不明

かゆくてつらい「じんましん」 じつは7割が原因不明 皮膚が赤く膨れ上がり、かゆみを伴う「じんましん(蕁麻疹)」は、5人から10人に1人が一生に1度はかかるといわれるほど頻度の高い病気だ。 じんましんの発疹は「膨疹」と呼ばれ、「かゆくなる、赤くなる、…

変形性膝関節症

あなたのO脚予防 姿勢の悪さや日光不足で膝関節症も 両膝の間に隙間ができるO脚の人は少なくない。 下半身のあちこちに影響が出て、膝の関節症になれば歩行が困難になる可能性もある。関節や骨が変形してしまうと治療が難しいので、早くからの予防が大切だ。…

インフル予防接種 1回 ?  2回 ?

13歳未満の子は「2回 WHOは「9歳以上は1回」 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、生後6カ月~小学2年生の子どもへのインフルワクチン優先接種の呼びかけが26日から始まった。 13歳未満の子どもには2回接種が必要だが、実は世界保健機関(WH…

アトピー新薬、自宅で手軽に注射

アトピー新薬、自宅で手軽に注射 かゆみの原因抑える 注射することで、アトピー性皮膚炎の症状を抑える新薬が登場した。 患者本人が自分で注射することもでき、何度も通院しなくても自宅で手軽に利用できる。 高額だが、外用薬が効きにくかった人にも効果が…

大腸疾患が中高年に増える理由

つらい腹痛、下痢… 大腸疾患が中高年に増える理由 腹痛や下痢などつらい症状が起きる大腸疾患。 食の欧米化などによって発症する人が増えている。 種類は多く原因不明のものもあり、それぞれ対処方法が異なる。疾病の特徴をしっかり押さえ予防につなげたい。…

増える心不全、予防策は

増える心不全、予防策は 生活習慣まず見直しを 高齢化に伴い心不全になる人が増えている。 心機能が徐々に悪化し、そのままにしておくと人退院を繰り返しながら命を縮める。 どのような病気なのかしっかり認識し、生活習慣の見直しなど適切に予防したい。 日本人…

ドライアイ 「安定した涙」が目を守る

ドライアイ 「安定した涙」が目を守る エアコン、パソコン、コンタクトレンズ・・・三つの「コン」とストレスに注意 新型コロナウイルス感染症の拡大で、在宅ワークなどパソコンの画面を長時間見るようになった人も多いと思われる。 そこで心配になるのが目…

手術痕から「リンパ漏」 カテーテルで完治も

手術痕から「リンパ漏」 カテーテルで負荷軽く完治も 手術などがきっかけで、リンパ管のなかを流れるリンパ液が体外へ漏れ出てしまう「リンパ漏」という病気がある。 日常生活で困るものの、放置したり、病院でも尿漏れなどと誤って診断されたりしている患者…

がん ウイルス・細菌が原因の2割 

ウイルス・細菌 原因の2割 ウイルスや細菌が原因となるがんはたくさんある。 肝臓がんの原因の8割程度がB型、C型の肝炎ウイルスだ。 子宮頸がんでは、原因のほぼ100%が性交渉に伴うヒトパピローマウイルス(HPV)の感染だ。 胃がんでも、幼い頃のピロリ菌感…

乳がん、子宮がん、卵巣がん 女性特有のがん

予防へ 正しい知識の啓発を 国立がん研究センターと国立成育医療研究センターの集計によると、15歳から39歳までのAYA世代と呼ばれる層では女性のがん患者が非常に多く、特に20歳以降は約8割の患者が女性だ。 子宮頸がんや乳がんが若い世代に多いためだ。 3月…

心臓弁膜症カテーテル治療普及 高齢者も可能に

心臓弁膜症、広がる治療対象 カテーテル普及、高齢者も可能 心臓にある弁に異常が起きる「弁膜症」。年齢とともに増え、国内では200万人ほどの患者がいるとの推計もある。最近では外科手術のほか、カテーテル(細い管)を使った治療が広がっている。今年、13…

感染から体守る粘膜免疫 ここがポイント ③

乳酸菌やポリフェノール、粘膜免疫維持に働く食品成分 ③ 仕事の量やそれに伴うストレス、睡眠不足といった生活因子の調整は難しいというビジネスパーソンも多い。 自分の生活は粘膜免疫を弱めているかもしれないと感じる人が次に心掛けることができるのは食…