小児科

子どものぜんそく

子どものぜんそく きちんと薬を使って発作予防 6~7歳児の約14%は、ぜんそくを患っていると言われる。 学校での生活を楽しむためには、薬をきちんと使って発作の予防と体調の管理をはかることが重要だ。 ぜんそくは、気管支が慢性的に炎症を起こしてい…

乳幼児のやけど

やけどは日常生活の中で起きやすい外傷の一つ。 特に乳幼児は、皮膚が薄くて体も小さいため、ひどくなりやすく、注意が必要だ。 東京都が2013年8~9月、都とその近県に住み、0~6歳の子どもを持つ20歳以上の男女3千人に実施したインターネット調…

熱性けいれん

熱性けいれん、親は冷静に 時間や状態伝えて的確な治療を 子どもが急に熱を出すと親は心配になる。 手足を震わせたり、手足がつっぱったりする「熱性けいれん」を起こせばなおさらだ。 だが、発熱に伴うけいれんの多くは短時間でおさまるという。 学会は昨年…

高齢者の便秘

高齢者の便秘 排便時の姿勢で楽になることも 生活のリズムが乱れて、食事を抜いたり、野菜が十分にとれなかったりして、便秘になった経験はないだろうか。 排便回数が減ることだけが便秘ではない。 毎日便が出たとしても「トイレにこもって力まないと出ない…

子どもの自殺

子どもの自殺 夏休みなど長期休暇が明ける前後に、子どもの自殺が増加する傾向が、内閣府の調査で裏付けられた。 いじめ対策や子どもの支援に関わってきた人たちは、「子どもの異変に敏感になって」と呼びかけている。 いじめに苦しむ子どもは、学校が始まる…

「川崎病」にステロイド治療

「川崎病」にステロイド治療 血液製剤と併用、血管の腫れ緩和 乳幼児が主にかかる「川崎病」は、いまも原因がわかっていない。 全身の血管が炎症を起こし、重症化すると心臓の血管に後遺症を残す可能性がある。 従来の治療が効きにくい場合には、ステロイド…

子どもの睡眠不足、大丈夫?

子どもの睡眠不足 生活リズム崩れ不登校の一因に 体の疲れをとり、脳の記憶を整理する睡眠は、成長が盛んな子どもにとって重要な意味がある。 深い眠りに入ると分泌される成長ホルモンは、脳や体の発達に欠かせない。 睡眠不足になると生活リズムが崩れて不…

子供の受動喫煙

吸わないのに受けてしまう、たばこの害。 子どもが受動喫煙で受けるダメージは、大人より大きくなります。 大人の場合ですが、喫煙はがんの最大原因で、日本人の場合、喫煙者は非喫煙者に比べて肺がんのリスクは4.5倍増えます。 この比率は欧米では10~2…

川崎病の後遺症予防対策

川崎病、後遺症予防へ一手 心臓の血管異常 減らす治療法、免疫製剤・ステロイド剤併用 発見から45年以上たってもなお発症原因が分からない川崎病。 乳幼児に多い病気で、まれに心臓の血管に瘤(こぶ)ができ、何年もたって心筋梗塞を引き起こす場合がある。 …

子どもの頭痛

症状に成人と差 後頭部は注意 頭痛は大人だけの病気ではない。 子どもの頭痛は症状や治療が成人とは異なる部分も多いため、子どもの頭痛に詳しい専門医の診療を受ける必要がある。 中学生約2万人を対象としたある調査では、小学生の約11~16%、中学生…

子どものせき

子どものせき 感染症以外の病気 原因かも 子どものせきの原因は千差万別。 せき止め薬などを安易に飲ませると、悪化させることもあり注意が必要だ。 小児科の一般外来を受診する子どもの病気で、最も多いのが呼吸器感染症だ。 全体の半数以上を占めており、…

ワクチン接種見合わせ継続

小児用肺炎球菌ワクチンやインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンを同時接種した後に乳幼児5人が8日までに相次いで亡くなった問題で、厚生労働省の専門家検討会は同日、「いずれも接種との直接的な因果関係は認められないが、さらに情報を収集する」として…

ヒブ・肺炎球菌ワクチンで死亡

いよいよ危惧していたことが現実となりました。 以下、新聞記事からです。 ヒブ・肺炎球菌ワクチンを一時中止 接種後に4児死亡 厚生労働省は4日、小児用肺炎球菌ワクチンとインフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンの予防接種後に乳幼児4人が相次いで亡くなった…

小児ワクチン「同時接種を」

小児ワクチン「同時接種を」 学会「1回1種類」改める 日本小児科学会は19日、一人の子に複数の種類のワクチンを同じ機会に接種する「同時接種」を推奨する見解を発表した。 国内では従来、1回1種類が原則だったが、ワクチン接種への公費助成が広がる中、子…

乳児消化管アレルギー増加

赤ちゃんのミルクアレルギー増加 治療用ミルクで回復 体に合わないミルクを飲むことで、赤ちゃんが血便や嘔吐などの症状を起こす「新生児・乳児消化管アレルギー」が増加し、少なくとも500人に1人の割合で、毎年全国で2千人以上が発症している可能性のあるこ…

胎児の治療 おなかの中で

●費用負担がネック、保険適用の動きも 妊婦健診などで見つかる胎児の病気には、生まれてから発見、治療したのでは間に合わず胎児の生命にかかわるものもある。 お母さんのおなかの中にいる段階できちんと診断し、レーザーや薬を使う胎児治療が定着してきてい…

子供の誤飲、3割超たばこ

子供の誤飲で一番多いのはタバコ。 誤飲の半数近くはタバコといわれています。 年齢的には1歳前後が最も多いのです。 タバコそのもの、タバコの吸殻、空缶に入った吸殻のタバコ。 タバコはニコチン中毒を起こします。 ニコチンは水に良く溶ける性質がありま…

乳幼児はアイロンに注意を

幼児期から小学生にかけて、子どもの死亡原因の第1位は「不慮の事故」といわれています。 死亡につながらなくても、幼児の事故はたくさん起きているのです。 内容は年齢によっても特徴があります。 そのほとんどは親の注意(環境整備)や子どもに安全のしつけ…

子どもが食べたものを吐く

子どもがたべものを吐くことは珍しいことではありません。 しかし、頻回に吐く場合には病気のことがあります。 代表的な病気として噴門弛緩症(カラシア)があります。 このカラシアでは、噴門がゆるく、ミルクが逆流しやすく、赤ちゃんは すぐに嘔吐してし…

乳幼児突然死症候群

何の予兆もないままに、主に1歳未満の健康にみえた乳児に、突然死をもたらす乳幼児 突然死症候群(SIDS: sudden infant death syndrome:シッズとも)。 厚生労働省は「SIDSは疾患とすべきでない」という見解を出しています。 大相撲の横綱千代の富士が愛児…

点滴より経口補水療法

下痢や嘔吐の時、水分や電解質は、排泄物としてそのままがカラダの外に逃げて いってしまいます。 また、発熱しているとき、水分は汗や皮膚からの蒸発(専門用語で不感蒸泄といいます) によってどんどん失われていきます。 夏の熱中症も同様です。 これらの…

子どもの口呼吸

強くかめず鼻も働かず そもそも鼻にはどんな役割があるのか。 大木さんによると、においを感じるだけでなく、吸った空気を加温、加湿する機能 があるほか、ごみや細菌などの「外敵」を取り除くフィルターの役も担っている。 ところが、口呼吸ではそうした鼻…

感冒薬は2歳未満の小児には危険?

マイケル・ルー 『ハーキャット・ジャスト・ソー・ビューティフル』 シルクスクリーン http://page12.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p93577581?u=;artfolio11 お子さんが咳や鼻水などの風邪症状が出ると、たいていのお母さんは医療機関を受診します。 赤…